冬の「リゾートしらかみ」 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 五能線の快速「リゾートしらかみ」に乗車した。前回は2013年7月で青森県と言っても暑い時期だったが、今回は寒い冬に乗車した。

 前回の乗車記・車内販売利用の話は、こちら。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11660150601.html
 今回の編成は前回とは別で、車両の色も異なる。しかし、車両の内部は、ほとんど変わらない。


 7月と同じく寝台特急あけぼので秋田まで行き、「リゾートしらかみ1号」に乗車した。東能代から、五能線を通って弘前までの乗車だ。

 先頭車の展望スペース。普通の席でも窓が広く景色が良く見えるが、こちらなら更によく見える。ここで、津軽三味線の演奏が行われる。私は1号車の前から2番目の席を確保して、津軽三味線を目の前で聞けたのだった。

 
 能代駅では、バスケットボールのフリースローをするイベントがあった。前回は入れられなかったが、今回は準備体操をして、1回でバッチリと入れられた。木でできた記念品をもらった。高価なものではないが、思い出になってうれしい。
 能代駅を発車する時には、このような光景が。リゾート列車ならではの、うれしい「おもてなし」だ。

 車内販売のワゴンが来た。ビール・お菓子・弁当など、新幹線のワゴン並の品ぞろえだ。客は長時間乗るのだから、売れ行きは良い。品ぞろえも豊富にできるという好循環だ。



 乗ってきた寝台特急「あけぼの」には車内販売はない。秋田駅あたりで何か食べようかとも思ったが、せっかくだから車内販売を利用することにした。

 リゾートしらかみに乗車して、さっそく弁当を買った。1000円の「しらかみ弁当」を、ビール270円と共に買った。午前9時台でビール飲めるのは、幸せだ。

 中身は、写真のように、いろいろ入っていて、楽しい。車窓がきれいなので、おいしい弁当が更に美味く感じる。

 この日の車内販売のお姉さんは、五能線内の約3時間(9:25~12:31)で、私の乗っていた1号車に6回も来てくれた。マニアとしては、非常にありがたい。弘前で降りる時には、見送りもしてくれて、感謝!!

 

 こういう偉い車内販売員からは、更に買いたくなった。地元のリンゴジュース300円と、白神ラスク630円を買った。ラスクは、癖がなく美味しいので、大きな袋で量はあるが、どんどん食べられる。 

 秋田~青森まで全区間乗ると約5時間、フリースローや津軽三味線の演奏はあるものの、何もしないでずっと日本海(東海ではない!)を見ていられるのは贅沢と言える。寒くて観光地を回りにくい冬に、特におすすめのコースと感じた。