ジパング平泉 | 車内販売でございます。

車内販売でございます。

車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 JR東日本の観光快速は、ほぼ土曜休日だけの運転となる。「越乃シュークラ」や「きらきらうえつ」は金曜も運転され、「リゾートビューふるさと」は月曜も運転される。
 でも今年、わたしが暇な水曜木曜に運転される観光快速は、ほとんど無い。

【1】ジパング平泉に乗りに行く
 明日・6/30木曜は、秋田発の「リゾートしらかみ3号」に乗りに行くことが決まっている。さて今日は、どこか無いかと探したら、丁度よい列車があった。今日6月29日の水曜だけに運転される観光快速が、あったのだ。
 
 列車名は「ジパング平泉」だ。平泉が世界遺産になった6月29日を記念して、6月中はこの日だけ運転される。
 車内販売は無いような気がするが、車内販売なしでも、豪華な列車に乗れるわけだから、出かける価値がある!決めた!

【2】盛岡から発車
 盛岡9:52着の「はやぶさ3号」から、6分の乗り継ぎだ。車両の外観の写真を撮る暇なく、すぐ発車した。
 
 盛岡駅では、駅員の方々が、横断幕を掲げて見送ってくれた。

【3】ジパング車両の外観
 
 ジパング車両は、黒を基調とした車両だ。黒いが、光輝いている。この日は晴れていたため、反射して上手い写真が撮りにくい。

【4】指定席車
 「ジパング平泉」は4両編成。
 先頭と最後尾の1号車と4号車は、指定席だ。指定席の座席は、景色が見やすいように、窓側を向いている。
  
 左右のテーブルの色が違うように見えるが、日差しの関係だ。同じ木目のテーブルになっている。
 回転ができるようだが、試したが少しだけしか回らなかった。指定席は、リクライニングしないが、ゆったりした席だ。
 

【5】展望スペース
 指定席の先頭には、展望座席がある。8人分の席があるが、小さく手座り心地はあまり良くない。まあ、長時間占拠されるのを防ぐのには、むしろ適切と言えそうだ。
 

 展望室は、列車の前が、実に良く見える。1号車の乗客は8人だけだったから、展望席争いもなく、快適に利用できた。
 
 直線区間も多く、遠くまでよく見える。
 

 ちなみに、私の席は先頭1号車の1番A席。展望席に行く必要がないくらいの席だった。

【6】自由席車
 2号車と3号車は、自由席だ。自由席は、特急と同レベルのリクライニングシートになっている。
 
 自由席の乗客は、2両で約20人。平日の昼間だから、こんなものかな。

【7】モニター
 指定席車のデッキには、観光案内などができるモニター画面が多数並んでいる。
 
 床は庭の石を連想させる模様だ。

 座席はともかく、この辺は豪華な車両だと感じた。 

【8】車内販売は無かった
 車内販売は、やはり無かった。
 乗車率が低いこともあり、仕方ない面があるが、やはり物足りなかった。
 実はこの日の夜に、「ホームライナー千葉」に乗ったが、当然のことながら車内販売は無い。常に車内販売がある列車を極力選んで乗り鉄している者にとって、車内販売がない列車と言うのは、本当に物足りない。
 
 せめて、飲み物の自動販売機が設置されていれば、有難いのだけどなあ。