往きの個室を利用した時の話は、こちら。
当然、大好きな車内販売を利用した。というか、車内販売が利用できる温泉地を選んだわけだから。
【1】ワゴン販売
始発駅を発車してしばらくすると、販売員がワゴンを巡回させる。
やや細いワゴンだが、４段になっている。ワゴンの中身が、パッと見て分かりやすいのは有難い。
上の二段は、お菓子などの食べ物が載っている。
表示が出ているが、東武の車内販売では、SuicaやPASUMOが利用できる。(クレジットカードはJR東日本だけ利用可)
下の２段は、比較的重い飲み物が載っている。重心が高いと、列車の揺れで不安定になるから、飲み物は下段になるのが基本だ。今回は弁当も載っていた。
【2】ワゴン販売メニュー
個室には、ワゴン販売のメニューが置かれていた。
ホットコーヒー330円は、さすがに高い。
キーホルダー380円、ミニタオル500円といったグッズもある。
ビール360円、チューハイ310円、ハイボール310円は、JRより明らかに高い。そのかわり、柿ピーをつけたセットが400円なのは、割安感がある。
ワッフル・チップスター・じゃがりこが、すべて160円も、やや割高だが、利便性を考えると許容範囲だと感じる。
【3】カウンター販売
３号車には、カウンターがある。車内販売を準備するスペースになっている。ホットコーヒーを作る設備もある。
繁忙期は別だが、販売員は一人だけ。ワゴン販売に回っている時は、カウンターでは買えない。
カウンターにも、メニューがある。販売するものは、ワゴン販売もカウンターも、基本的に同じだ。
ただし、カウンターでないと買えないのが、こちらだ↓。
それは、冷凍食品だ。
焼きそば470円、焼きおにぎり３個420円、たこ焼き470円など、冷凍ではあるが、数が限られている弁当が品切れでも、手軽な食事として帰るのは助かる。
これ↑は、2014年2月に頼んだ焼きそばだ。まあ、積極的に美味いという訳ではないけど。
【4】自動販売機
スペーシアの３号車売店の横には、飲み物の自動販売機が設置されている。
コーラや爽健美茶が130円だから、駅の自動販売機と同じ金額だ。冷たい飲み物が、気軽に買えるメリットは大きい。
【5】今回買った品物
《1》日光詣スペーシアえびせんべい＆ホットコーヒー
えびせんべいは、車両が印刷されているとは知らなかった。やや高いが、美味しくて楽しい。
東武トラベルからもらった無料券で、ホットコーヒーを頼んだ。
《2》柔らかいアイス
売店で、ストロベリーのカップアイス310円を頼んだ。
これは、新幹線で売られている固いアイスではなく、結構柔らかいアイスで、すぐ食べることができる。アイスは基本的に、売店で販売するから、固くなくてよいのだろう。
《3》ホットコーヒー
帰りのスペーシアでも、330円払ってホットコーヒーを頼んだ。温泉旅館で、朝食を思いっきり食べたから、もう何も食べる気がしなかった。夕方に仕事だから、酒は不可。更に、欲しいグッズもなかったから、コーヒーにした。
明後日3月26日のダイヤ改正で、JRから東武に直通する特急の「平日」の車内販売がなくなる。
私としては、コーヒー330円、缶ビール360円と高めでも良いから、車内販売を存続して欲しいと感じる。
※明日3/25金曜は、最後の車内販売を利用しに行く。
シートサービス最後になる「はこね46号」に乗ることが決まっている。私と同じような、シートサービスを見送るマニアって、他にいるのかな？