日光詣スペーシアの個室に乗る | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

【1】どこの温泉に行こう?
 友人と温泉に出かけることになった。
 どこの温泉に行くか、行先も任された。どこでも良いなら、乗り鉄でオイシイ場所を、選ぼうかと考えた。
 山梨県の石和温泉だと、乗っても面白くない「かいじ」利用となるので却下だ。群馬の草津温泉は、駅から遠いし、特急草津は新鮮味がないから避けた。
 他も考えたが、結局は、「スーパービュー踊り子」で伊豆か、「東武スペーシア」で鬼怒川かの二者択一となった。
 迷ったが、今回は鬼怒川温泉に行くことにした。

【2】日光詣スペーシア
 鬼怒川温泉に行くなら、東武の特急に乗れる。
 往きに乗ったのは、東武特急スペーシア「きぬ」だ。車両は、金色の車体の「日光詣スペーシア」だ。
 
 平成27年7月18日から、日光の社寺をイメージした金カラーリングをした「日光詣スペーシア」が、1編成だけ運転されている。今回は、見るからに豪華そうな車両に、乗れたわけだ。
 
 ちなみに、一般のスペーシアは、このような車両だ↓。ずいぶん迫力が違う。
 

【3】スペーシアの座席
 スペーシアの座席は、かなりゆったりした豪華な座席だ。十分リクライニングもするし、足を載せるフットレストもある。
 
 四人利用で座席を転換しても、2種類のテーブルを使うこともできるのは有難い。
 上が一般のスペーシアの座席。下の写真は、「日光詣スペーシア」だ。座席のカバーの色が違うくらいだ。
 
 
【4】個室を利用
 今回は、定員4人の個室(コンパートメント)を利用した。通常の個室料金は、1部屋あたり平日で3090円増し、土休日で3700円増しとなる。4人で使えば1人あたり平日723円の追加で個室が利用できる。(今回は東武トップツアーズの旅行商品だから、2480円増しと激安だ)
 
 コンパートメント1号車には、他の号車の客は立ち入りできない。個室ではカギはかからないが、十分静粛な空間が保たれる。
 
  4人が座るのには、十分な広さだ。隣の席とのひじ掛けは収納できる、昔、2人で乗った時は、ひじ掛けを収納して、ふんぞり返って寝て帰ったものだ。
 
 固定式のテーブルもあり、飲み物・弁当類が載せられる。東武線内には、特別に景色が良くて有名な区間はないが、大きな窓で景色が楽しめる。
 
 観光パンフや車内販売の案内が、左に入っている。右はゴミを捨てられる箱だ。
 
 空調や明かりを調節するのは、こちらを操作する。ややレトロなスイッチに見える。
 
   ライトは、網棚の下に設置されている。荷物が多い温泉帰りだけに、網棚は助かる。
 ちなみに、枕カバーは黄色で、「日光詣」と描かれている。
 
 AC100V電源も、スペーシアの個室なら使える。座席の下にコンセントが設置されている。
 
 関東地方を走るのに、60Hzとのこと。まあ、スマホの充電には50Hzでも60Hzでも、直接は関係ないけど。

【5】車内販売
 ここ何回かは、車内販売の利用無しで、強引に記事にしている。久々に車内販売の記事だ(笑)。
 1号車のコンパートメントにも、ワゴンは巡回してくる。弁当は不要だったので、何を買うか決めていなかった。
 
 
  ワゴンの最上段で目立ったのは、「日光詣スペーシア えびせんべい」だ。金色のスペーシアの紙の箱に、えびせんべい12枚が入っているお土産品だ。
 
  買ってから箱を開けると、驚いた!
 えびせんべいに、スペーシアの車両が印刷されているではないか!これは鉄道ファンの土産に、もってこいだ。食べられる色素で印刷されているから、そのまま食べられる。
  
  そして、コーヒーだ。
 無料の引換券があったので、コーヒーにした。私はホットコーヒー、一緒に行った友人はアイスコーヒーにした。
 東武スペーシアは、運賃と特急料金は比較的安いが、ホットコーヒーは330円と高い。引換券を使って気分よく、コーヒーを飲めたのだった。
 
 現地でも車内販売を利用し、帰りも利用した。続きはまた今度。