この時は、ケーキは美味かったものの、車内の清掃に難があるなど、いくつか満足いかない点が目立った。
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何かスッキリしない結果になった。そこで再度「フルーティアふくしま」に乗りに行くことにした。
★今回は郡山～福島間を走る★
「フルーティアふくしま」は、本来は郡山～会津若松間を走る。ところが冬期は会津は雪が多く観光シーズンでないためなのか、郡山～福島間を走る。
普通列車では郡山～福島間を約50分かけて走るが、「フルーティアふくしま」は、それより長く1時間10分ほどかける。ケーキを食べてゆったりするには、1時間以上ほしいから、途中で時間を調整する。私の乗った91号だと、二本松駅で普通列車に追い抜かれ、松川駅でも運転停車をしていた。
★車両の内装★
「フルーティアふくしま」は二両編成だが、乗客が乗り降りできる扉は一ヶ所だけだ。私は扉に並んでスタートダッシュ！まだ誰もいない車内を撮影した。
四人テーブルは、やや狭い。二人でも四人テーブルを申込みできるが、運が良ければゆったり座れるが、相席になる可能性もある。
１人座席は窓側に向いた座席だ。１人申込みは、4700円で、二人以上の場合の4500円より高い。また１人座席はテーブルが、やや低めとなっている。
カウンターには椅子が6脚用意されている。本宮駅停車中には多くの客がケーキを食べていたが、空いているうちに土産を買って、椅子に座りながらアイスティーをいただく。
★ケーキが配られる★
郡山を発車して数分、ワゴンに載ったケーキの箱が配られた。中を取り出すと、ケーキが二個入っている。
これ↑は、「福島県産 洋梨のショートケーキ」だ。パイン、キウイ、マンゴーも入っている。
こちら↑は「福島県産 洋梨とチョコのタルト」だ。栗のクリームも使っている。
2個とも、なんでこんなに美味いんだっ！驚きだ。
なお12月は「洋梨」のケーキだが、1月2月は「いちご」のケーキになるそうだ。
夏と異なり、フォークがプラスチック製なのは変わらないが、高級感があるものに代わっていた。
★飲み物★
ケーキと共に配られたのが、ホットコーヒーだ。私はミルクを２つもらったが、アテンダントさんは乗客の方にラベルを向けた置き方をしてくれた。おぬし、なかなかやるな。
桃のカンジュースも貰えた。これはお土産だ。
自由に飲めるアイスコーヒー、アイスティー、水が置いてある。小さい子が「ドリンクバー、いいのないね」と言っていたが、子どもにとってはオレンジジュースやメロンソーダが無くて期待はずれだったようだ。
暖房効いてるとはいっても、冬にホットドリンクが追加できないのは、辛い。ホットコーヒーがもう一杯欲しいなあ。
★乗車記念に★
初めから席に置いてあるのが「乗車記念証」だ。
車掌が配布するのが「しおり」だ。
なお、スタンプを押したり、記念撮影のためのボードは、置いてない。
★車内販売★
車内販売では、グッズ、お酒、お土産、アイスなどが売られている。グッズはクリアファイルやピンバッジがある。
今回はクリアファイル380円とあかべえサブレ440円を購入。
本当はアイスを食べたかったけど、寒いので断念。
お土産もカウンターで売っている。ワゴン販売はない。
お酒もあるが、アイスコーヒーが無料だから、やめておいた。
★申し込み★
「フルーティアふくしま」に乗るには、旅行商品を利用する必要がある。普通の乗車券に指定券、食事券を追加購入するのではない。
今年の夏は、１人で乗れる席は限られていたため、びゅうプラザで空席をようやく探すことができた。
今回はというと、多くの列車に空きがあった。福島駅に掲示してあった空席状況は、こんな感じ。
まあ、季節も区間も観光客というより地元の住民が多そうだから、１ヶ月先の予約をするのでなく、今度の日曜に乗りに行こうか！というノリになるようだ。私の乗った列車は、申し込み時には空きが多かったが、当日は全テーブルが埋まっていた。
★温かい水が★
トイレの中の水道で手を洗ったところ、温かいお湯が出てきた。洗面所でも、温かいお湯と、手をふくペーパータオルがあった。特に寒い時期には助かる。
★感想★
今回は、十分満足できた。
車内清掃が行き届いていて、清潔感があった。ガラスを通して撮影しても、ほとんど気にならないピカピカな状態だった。
また、接客のアテンダントさん三人も、笑顔で応対してくれた。前回とは違って、にこやかな表情で車内が明るくなった。積極的に「おいしいですか」などと声をかけることはなかったが、食べ終わったころにごみ回収に回るなど、客をよく見ていた。
これなら全く問題ない。観光列車として、この先も期待したい。
ただ福島までの往復を、青春18きっぷ利用で行ったのは、ホントに疲れたなあ。