今回は「ポケモントレイン」の後半、車内販売、駅のピカチュウ、乗車記念などの話。

【1】車内販売
車内販売をするNRE(日本レストランエンタプライズ)の盛岡支社の車内販売員が、二人乗務している。ただ、満席でも42人の列車だから、車内販売はメインではない。
プレイルーム車両で子どもを見守ったり、思い出ノートなどの配布をしたり、途中駅で子どもがスタンプを押しに降りた時に乗り遅れたり転んだりしないようにするのが、主な仕事と言えそうだ。

その合間を縫って、ワゴン販売が行われる。ワゴンは、特急で使われている普通のワゴンだ。

ポケモングッズは、写真のタカラトミー「モンスターコレクション」くらいだ。子供向けの列車だから、当然お酒は無い。
ジュースは何種類か用意されている。お菓子もある。

腹の足しになる物は、一ノ関から積み込まれた「サンドイッチ」と「ポケモン弁当」各2個だけだ。
帰りの気仙沼発に乗った時に、運よくサンドイッチ220円が残っていたので、リンゴジュースと共に購入。

往きの一ノ関発では、単価の安いものが結構売れていた。しかし帰りは他の乗客は、ほとんど購入しなかった。
小さい子に親切に接してくれている、そして私のような変わった鉄道マニアが往復乗っても、笑顔で接してくれたおねえさんたちだから、更に買いたくなった。そこで、アイスを購入↑。保冷材の効きが少し弱くなっていたようで、固いもののすぐ食べられるくらいの柔らかさだった。
【2】ポケモン弁当
往きに買ったのは「ポケモン弁当」だ。ポカリスエットと共に買った。

何しろ2個しかない。多くが子連れで、ワゴンは先頭から回るから、最後部が私の席だから、売り切れを覚悟していた。(といって、先頭まで行って「ポケモン弁当」よろしく!!と先に手を出すのは、許されないような気がした)
だんだん後ろにワゴンが進む。真ん中の席を過ぎても、ポケモン弁当は残っている。よしっ!
最後部の私の席の横に、ポケモン弁当2個乗せたワゴン来た!私が「ください」という0.5秒前に、隣のボックスの子どもが「ポケモンだぁ」と弁当をねだった。「いくらですか」「1100円です。」
父親が考え込んだ。(高いからよそうと言ってくれ!頼むっ)
私の願いは届かず「ポケモン弁当ください」・・・やられた。子どもは二人いる。買えないっ・・・・・と思ったら、買ったのは1個だけ。ラッキー!
これで「ポケモン弁当」がゲットできた。

巾着袋はしっかりしていて、これだけで500円で売られてもおかしくない。シールも入っている。

肝心の中身はと言うと、子どもか好きそうなものが詰まっている。トマトライス、チキンハンバーグ、ペンネトマトソース和え、ポテトフライ、ゴボウサラダなど。
駅弁を多数作っているNRE大増が作った弁当だけに、具材もしっかりしている。大人か食べても美味い。普通の弁当より量は少なめだが、小学4年生なら十分な分量だと思う。
【3】駅のピカチュー
駅にもピカチューがいて、お客さんを歓迎してくれる。記念撮影をする場所として、最適だ。
★一ノ関駅★↓

★気仙沼駅★↓

★千厩(せんまや)駅★↓

【4】こんなものが駅に
★一ノ関駅★↓
発車する時に、駅員さんが見送ってくれるぞ。

★猊鼻渓(げいびけい)駅★↓
駅の柵を斜めから見ると、ポケモンのキャラクターを見ることができる。

★折壁駅★↓
ピカチューの形になった植木があるぞ。これは面白い。素人ながら、手入れが大変だと思う。

【5】乗車記念に
★缶バッジ★
乗車記念として、おねえさんから缶バッジが渡される。左は下り気仙沼行、右は上り一ノ関行に乗るともらえる。
2種類のデザインは、ポケモントレインのヘッドマークとして、列車の前後についているものと同じだ。

★記念スタンプ★
車内でおねえさんから渡される「おもいでノート」に、スタンプを押すことができる。一ノ関(2種類)、摺沢、千厩、気仙沼で5種類ある。気仙沼行なら、「おもいでノート」を渡された時は、すでに一ノ関を発車しているが、一ノ関のスタンプを押した状態で渡してもらえる。

【6】観光も
観光快速に乗って車内販売を利用するのが、今回の旅の目的だ。観光ナシでも構わない。
とはいえ、「ポケモントレイン」で往復すると、気仙沼で2時間20分滞在時間がある。どうしようかと思って時刻表を見たら、最適なプランが浮かんだ。
BRTに乗って、奇跡の一本松に往復するのに、ちょうど良い時間なのである。

昨年行った陸前高田の「奇跡の一本松」に行って、手を合わせてきた。
【7】空に虹が
帰りの一ノ関行き「ポケモントレイン」で、トイレから出ると、乗客はもちろん乗務員も大きな声を出して、外を見ていた。「何だ?」と思ったら、空に綺麗な虹が出ていたのである。

途中で途切れる虹ではなく、ここまで綺麗な虹を見るのは、すごく久々だ。

ただし、虹の写真そのものは、特に価値があるわけではない。1つの画面に、虹とピカチュウを入れたかったのだが、うまくいかなかった。
私は特に写真の構図に関して勉強したわけではない。
私が読者登録しているブログの一つ、うわじま6号さんのブログ「ちょっと上を行く鉄道写真を撮る方法」を読んで「なるほどな~」と納得したつもりになっていたが、まだまだ実践が足りない。(そのブログはこちら。http://ameblo.jp/uwazima-6/entry-12037533563.html)
これで、観光快速を乗りまくる旅・計8日間が、一通り終了した。後日、まとめの記事も書く予定にしている。