「くろまつ」車両編 | 車内販売でございます。

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 京都丹後鉄道では、豪華な料理を出す列車「くろまつ」が運転されている。
 7月に連休が取れたので、どこに行こうかと思っていろいろ探したところ、ちょうどその日だけ「くろまつ」のディナーが、がら空き状態だった。料金が11000円と高かったが、思い切って乗りに行くことにした。

【1】車両の外観

  
  「くろまつ」は、1両編成の気動車だ。黒い車両で、車両の形は普通の車両の形をしている。
 新しく改造した車両だけあって、黒い塗装が輝いている。顔を向けると、鏡のように映る。ピカピカだ。

【2】予約とチケット
 「くろまつ」は、料理を注文した客だけが、乗車できる。
 予約は旅行会社からもできるが、登録すれば京都丹後鉄道のホームページからもできる。私は空きが多いとマークがついていた日のディナーを調べたら、2人客が2組だけと知って、申し込むことにした。
 
 午前のスイーツコースは4000円だが、午後のランチは10000円、夕方のディナーは11000円だ。
 上の写真は、乗車記念証とチケットだ。ディナーの11000円には、乗車券類も含んだ金額である。
 

【3】座席
 この日は「くろまつ」に、私を含めて5人だから、写真は撮影しやすかった。次の写真は、扉が開いたら1番で乗って、撮影したもの。
 
  とはいえ、この日の夕方は晴れていて、横からの日差しが強かった。場所によって明るさが違うため、撮るのは大変だった。
 
 車内は木製のテーブルとイスが並んでいる。大きなソファーより、こちらの方が掃除はしやすいだろう。
 
  4人用テーブルと、2人用テーブルがある。
 私が乗った時は、空いていたので、比較的景色が良い全員2人用テーブルが指定され、すぐ隣の4人用テーブルに荷物が置けるようにしていた。普段はそうはいかない。ラッキー!!
 
 テーブルの横の窓にも、手間がかかっている。高い料金をとる列車だから、できる内装だろう。

【4】車内を探検
 「くろまつ」の車内を探検してみた。
 
  まずは入り口付近の棚だ。水戸岡車両らしく、京都丹後鉄道が走る地元の特産品などを展示している。
 
 このほか、観光案内のパンフレットも置いてある。
 
  
 これは先頭から見た様子。子ども運転席があるが、大人でも何とか座れる大きさだ。
 先頭の運転席の横は、見晴らしが良い。反対から「あかまつ」が来るので、単線区間で待ち合わせており通過を待っていた。すると運転士さんは、無線で問い合わせて「あかまつ」は5分ほど遅れていますと調べてくれた。これは嬉しい。

 
 車内販売のカウンターの様子。あと少しで終点だから、ほとんど何も乗っていない。食事や飲み物を提供する時間帯には、様々なものが載る。

【5】景色
 全体的に車窓が良い区間だが、西舞鶴から宮津の間には、非常に景色が良い海岸が見える区間がある。
 
  素晴らしい景色が、食事を更に美味しく感じさせてくれる。

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 食事・車内販売については、次の機会に。
 明日(8月28日)から、飛行機に乗って、2泊3日で「乗り鉄」に行ってきます。


【追加】「くろまつ」の食事と車内販売については、こちら↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12078789866.html