かなり期間があいてしまったが、天橋立付近を走る「京都丹後鉄道」の観光列車「くろまつ」に、7月に乗車してきた。今回は、食事と車内販売について。
なお、「くろまつ」の「車両」については、こちら↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12065868650.html
【1】食事
私が乗車したのは、ディナーコース11000円だ。乗車券込なので、料理は9000円くらいと考えられる。
この他、スイーツコース10000円、ランチコース4000円もある。
西舞鶴を出発して少し経ち、ビールを飲みながら、折詰を待った。来た来た! 食事が運ばれてきた。
折詰を開くと、これでもか、というように数多くの種類の料理が詰まっている。個々の料理は上品なのだが、入っている様子は、とにかく多く詰め込んだように見えた。ボリュームがあるから、こういうの歓迎だ。
ローストビーフ、刺身、焼き魚、蒲鉾、肉じゃがなど、品数は非常に多くて驚いた。
小さいのは、ちらし寿司だ。これもしっかりした量がある。具の種類もたくさんで、どれから食べようか迷う。
このような豪華な料理を、ちょうど美しい海に面した景色を眺めながら食べられるのは、素晴らしかった。
【2】飲み物
最初に飲んだのは、ビール500円。西舞鶴から宮津までは、乗客5人に対してアテンダント5人で、頼んだビールはすぐ届いた。
あとで頼んだ飲み物は、日本酒セットだ。3種類の日本酒を飲み比べできて1000円だ。「きらきらうえつ」と「伊予灘ものがたり」でも3種類1000円の日本酒、あったっけなあ。この「おまかせ地酒3点セット」は、現在は扱っていないとのこと。
ソフトドリンクのメニューはこちら↓。コーヒーやジュースは、400円だ。
ビール500円、ワイン800円など種類が豊富だ。
日本酒は種類が多く、この写真のメニュー以外にも用意されている。1両編成で客は少ないのに、何という種類の多さだ。
【3】食後に
食後に、天橋立文殊名物「智恵の餅」が出された。ずいぶん食べたのだが、腹に入るから不思議だ。由来の説明、こういうのがあると読みたくなる。
この「くろまつ」は、宮津と天橋立では乗り降りできない。料理を楽しむためには、乗り通す必要がある。
ほとんど案内されていないが、終点豊岡まであと2駅の久美浜駅で、長時間停車する。ここで降りて、天橋立方面に戻ることもできるし、急ぐ人は後から来る普通列車に乗り換えて一足早く豊岡に着くこともできる。
【4】車内販売
食事が終わると、各テーブルに車内販売の品を持って、アテンダントが回ってくる。
私は、てぬぐい500円とキーホルダー1500円を購入した。キーホルダー1500円は、高いと思ったが、まあ当面乗ることはないと思い、買うことにした。
私が車内の写真を撮りまくっていたからマニアだと思われたせいか、アテンダントは4000円の高い名刺入れを勧めてきた。私は、鉄道マニアであり、車内販売のマニアではあるが、グッズの収集そのものには、さほど力を入れていない。
京都丹後鉄道は、経営者が変わって、強く勧める方針になったのか詳しい事情は知らないが、ちょっとめげたかも。