札幌と網走を結ぶ特急が「オホーツク」だ。1日4往復運転され、約5時間20分かけて長距離を走る。
写真は、札幌駅に入ってくるオホーツク。4両編成の気動車は、やや古い車両だ。
編成の反対側は、こんな感じ。増結がしやすくなっているが、多客期でも増結したという話は、聞かない。
4両編成の内訳は、やや面倒だ。
1号車はグリーン車は自由席、2号車は自由席と指定席が半分ずつ。3号車はグリーン席と指定席が半分ずつ。4号車は指定席だ。
特に2号車は、自由席と指定席が混在している。区別するために指定席にはシートカバーに「指定席 Reserved Seat」と表示されている。
11月に「オホーツク」に乗って、札幌~旭川を往復した。本当は、遠軽まで乗って、およそ15年ぶりにスイッチバックを見たかったし、積み込み駅弁も食べたかった。今回は2日間だから、本数の多い札幌~旭川間を往復するだけにした。
札幌~旭川間は、「スーパーカムイ」の方が便利だ。昼間は本数が多く、30分おきに走っているし、自由席が5両も連結、更に所要時間が1時間25分で「オホーツク」より10分早く着く。
しかし、乗りたい時間帯が「オホーツク」の方が近ければ「オホーツク」を選ぶ。「スーパーカムイ」には車内販売がないから、私のように車内販売好きの人も「オホーツク」を選ぶだろう。
観光シーズンでない平日だったから、札幌15:08発の「オホーツク5号」の自由席には、窓際にも空席が目立った。
JR北海道の車内販売は、のんびりしている。やっと自由席にワゴンが来たのは、札幌を出て1時間5分過ぎた深川到着直前だった。5月に札幌発の「スーパーおおぞら」「スーパー宗谷」に乗った時も、発車1時間くらいでワゴンが来たから、これが平均的なのだろう。
グリーン車の乗客へのサービスもするから、仕方ないと言える。
車内販売では、「秋のご馳走御膳」900円を買った。弁当に入っている品数が多くて楽しい弁当だ。1時間以上待って、弁当と共にビールをグイッ・・・う~ん、たまらない。
旭川に着いた。弁当は3分前に食べ終わった。着いた16:41は、11月末の北海道では、真っ暗になっていた。
旭川に着いても何もせずに、すぐ札幌に戻る。16:55発の「スーパーカムイ」の自由席は空いていたが、乗らずに見送った。17:13発の「オホーツク6号」に乗った。自由席に並んだが、窓際に座れた。窓際だと、窓に品物を置けて助かるからだ。
旭川駅の自動販売機で、缶コーヒーを衝動買いしてしまった。ホットコーヒーは、絶対車内販売で買うことにしているのだが、北海道限定という言葉に負けてしまった。買ったのは、次の写真の右の缶コーヒー。
車内販売で買ったのは、上の写真のアイスだ。前の席の乗客が食べていて、美味そうだったから、ラムレーズンアイス320円を買った。スジャータアイスより、柔らかいのが特色だ。
※「オホーツク」は、2015年4月から車内販売が廃止されました。詳しくは↓
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-12025141560.html
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今回、「オホーツク」で車内販売を利用した。これは私の中では非常に大きいことだ。
実は、毎日車内販売をしている列車で、ほとんど車内販売を利用したことになるからだ。ゴールが見えてきたとも言えるのだ。
このブログ「車内販売でございます」を始めた昨年2013年8月以降で、利用していない毎日実施の列車は、次の4つになった。
寝台特急「北斗星」・・・高いうえに、廃止間近で、寝台券が取れそうもない。
小田急「えのしま」・・・「はこね」は利用した
中央線「あずさ」・・・「スーパーあずさ」は利用した
「サンライズ瀬戸」・・・「サンライズ出雲」は利用した
★この中では、「北斗星」「あずさ」は、昔利用したことがある。「サンライズ瀬戸」も、昔シャワーカード買ったことあるが、車内販売と言えるか微妙だ。
毎日車内販売を実施という条件を外せば、一気に増える。JR以外だと、たとえば、「津軽鉄道・ストーブ列車」「近鉄・伊勢志摩ライナー」「北近畿タンゴ鉄道・くろまつ」などなど。
時間的にも費用的にも簡単には利用できない車内販売もある。1つずつ制覇していきたい。