秋の北海道・2日目 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 車内販売を利用する北海道の旅、2日目の話。

1日目はこちら

 2時間睡眠で飛行機に乗ったから、やはり寝不足で浸かれていた。本当は、朝6時に起きて朝食、そして札幌7:21発のオホーツク1号に乗る予定だったが、体が動かなかった。

 豪華な部屋でゆったりできるのも快適なため、出発を約3時間遅らせて、のんびりすることにした。

 朝は、バイキング朝食を腹いっぱい食べる。京王プラザホテルという一流ホテルの朝食は、美味しいのに加えて、気分もゆったりできる。このホテルに20年前に泊まった時は、朝食代をケチって食べられずに後悔したことがあり、20年ぶりにリベンジ達成!?

 実は2日間、車内販売以外は何も飲み食いしない「車外断食」をまたしようかと思ったが、激安なのに朝食付きプランがあったので断念。駅弁では採れない野菜と鶏スープは、ホントに美味しかった。



【8回目】スーパーとかち3号

札幌10:18→占冠11:56≪クリアファイル300円ポカリスエット130円≫

 今回も「スーパーとかち」の5号車自由席に乗車。1号車売店まで狭い通路を歩いて買いに行くのは、やはり面倒だ。

 

 列車が載っているクリアファイルと、またポカリスエットを購入。売店ではSuicaが使えないから小銭で払う。

 新夕張では5分停車だが、反対方向から来るスーパーおおぞらが遅れているため待ち合わせは旧楓駅になった。



 更に途中で急病人が出て、占冠でしばらく停車した。私はトマムまで行って、14分の余裕で反対方向からのスーパーとかち6号に乗って折り返す予定だった。しかし、折り返しが難しくなった。乗り遅れたら次は1時間半後だ。止む無く一駅手前の占冠で折り返すことにした。

 占冠駅はこの時間帯は職員がいて、切符も売っている。まあ、特急の車掌がかなりしっかり切符をチェックしているから、不正乗車は無理だろう。駅係員は、「トマムを6分ほど遅れて発車しましたので暖かい待合室でお待ちください」と温かい声をかけてくれた。

 特急の通過時にはホームに入らないようにという張り紙↓がこれ。


【9回目】スーパーとかち6号

占冠12:24→札幌14:01≪カフェオレデニッシュパン180円≫

 スーパーとかちのグリーン車に乗った。1人の客室乗務員で、どんなグリーン車サービスをしているか知りたかったからだ。

 席に座って数分、飲み物の注文を客室乗務員が取りに来た。無料で飲み物を1杯サービスしてもらえるが、私は定番のホットコーヒーにした。

 これだけでは車内販売の利用にならないから、売店に行ってパンを購入。グリーン車なら売店まで10秒かからないから便利だ。

 グリーン車だと特急料金も別途必要となるコロブラ切符を利用していた。これだと、南千歳(100km)までは2410円だが、札幌(150km)までだと4550円と一気に跳ね上がる。追加料金をケチるために、100km以内の南千歳までグリーン車に乗り、このあと自由席に移動した。(セコイ!)

 グリーン車に乗った後で、普通車だと落差が激しい。中途半端にグリーン車に乗ると、他の席がショボく感じてしまう。


【10回目】オホーツク5号

札幌15:08→旭川16:41≪秋のご馳走御膳900円、ビール270円≫

 朝食を腹いっぱい食べたが、さすがに午後3時過ぎるともう空腹になった。まだ車内販売を利用していない特急オホーツクに乗り、弁当を食べることにした。

 自由席にワゴンが来たのは、結構遅く、深川到着直前だったが、旭川まで20分ある。弁当を買って食べた。「秋のご馳走御膳」は、品数が多くて楽しい弁当だ。

 JR北海道の車内販売は、グリーン車の客にサービスする合間に車内販売をしているという面がある。車内販売は、来るのが遅いことが多い。スーパー宗谷の札幌発でも、発車して約1時間後にやっと来たっけ。



【11回目】オホーツク6号

旭川17:13→札幌18:47≪ラムレーズンアイス320円≫

 旭川からの折り返しも、オホーツクに乗車。16:55発のスーパーカムイのすぐ後のため、旭川から乗車する人は少なく、窓際に座れた。

 北海道らしいものを食べたくて、ラムレーズンアイスを買った。

 実はこの列車でも、隣の客に恵まれなかった。私が書類を出して読もうとすると、隣の客はチラ見ならともかく、顔を近づけて堂々と覗き込んでくる。一般の人には分からない専門用語と略語で埋まった意味不明の書類なのに。これには閉口した。気分悪いから書類はしまって居眠りするしかなかった。

 これで車内販売の旅・2日間は終了だ。車内販売のない快速エアポートで新千歳空港に向かった。



【復路】エアドゥ38便

新千歳空港21:00→羽田22:40≪ボ―ルペン500円≫

 全日空の宿泊プランを利用したが、発車時刻の関係でエアドゥとのコードシェア便になった。機体や係員は、エアドゥだ。

 面白かったのが、飲み物の紙コップだ。

 エア・ドゥのマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」のかわいい柄だ。これをテーブルの穴に収納すると、更にかわいくなるから不思議だ。

 ここでも、機内販売でボールペンを買った。4色ボールペンにシャープペンがついたパイロット社製の品で、案外安い500円だ。



 無事、羽田に着いた。

 やや強引に、最後の利用をした。普通列車グリーン車でコーラ140円を買った。


 車内販売を1日目は7回、2日目は4回の計11回だ。(機内販売と普通Gは除く) 九州に行けば2日で15回以上利用できるが、JR北海道は、車内販売を実施している列車の本数が少ない。だから、11回で上出来だ。

 このブログを開始してから、まだ利用していないオホーツクでも車内販売を利用したのも大きい。

 列車ごとに「スーパーとかち」「スーパー北斗」「オホーツク」「スーパー白鳥」の4列車のまとめは、近いうちにアップする予定だ。