列車の中にポストが設置してあり、乗客が郵便を出せる列車がある。
会津鉄道の「お座トロ展望列車」だ。お座敷車両、トロッコ車両、展望車両の3両が連結されて、車内販売も行われている。前回の書き込みは、こちら↓。
http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11781005271.html
この「お座トロ展望列車」の2両目に、郵便ポストがある。下の写真のような、昔ながらの赤い郵便ポストだ。小さなポストだが、レトロでかわいいポストだ。
郵便物を入れられるポストといっても、観光客向けの列車だ。観光客があらかじめ切手を貼った郵便物を用意してきて投函するとは思えない。主な用途は、列車の売店で売られている絵葉書にメッセージを書いて送ることと思われる。
会津鉄道の芦ノ牧温泉駅には、名誉駅長のネコ「パス」がいる。私が行った時は暖房の前でお昼寝していて、近くで観られなかった。このネコの写真が載った絵葉書1枚100円を購入。
ハガキに貼る切手50円も購入。
配達されてきたハガキには、特別な消印が押されていた。「トロッコ列車乗車記念」という文字と絵、 26．2．23という乗車日と田島という郵便局の名前だ。
私は自分に送ったが、知り合いに送るのも楽しいと思った。
特に何年も連絡をとっておらず、ごぶさたしている知り合いに、観光地に出かけた勢いで、またつながる機会に使える。
郵便ポストだけでなく、ハガキと切手を車内販売する、面白い試みだ。