「AIZUマウントエクスプレス」会津鉄道 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 前回に続き、鬼怒川温泉駅に行った時の話。

 東武の特急で鬼怒川温泉に行ったが、観光は一切せず、すぐ折り返した。大きな理由は、東京周辺では利用できない会津鉄道の車内販売を利用するためだ。

 会津鉄道の「AIZUマウントエクスプレス」は、2両編成の快速だが、特急並みのリクライニングシートを備えていて、車内販売も行われている。東武鉄道にも乗り入れているので、これに乗ろうと思った。

 平日の木曜日だが、乗車率は60%ほど。往きの東武特急は4両で約20人だから、なかなかの盛況だ。

 車内販売を待っていると、販売員のお姉さんが来る前に、喜多方観光協会の方がパンフレットを配布して観光のPRにやってきた。地方の鉄道と地元は共存共栄の関係になっていて、柔軟にできることはしているのは、さすがだと感じた。
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 待ちに待った車内販売がやってきた。冷たい酒、ホットコーヒー、お菓子、おつまみ、ストラップなどの会津鉄道グッズなど、たくさんワゴンに乗っている。JRの特急とほとんど変わらない充実ぶりだ。

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 私はホットコーヒーを頼んで、300円払った。その際、「車内販売大好きのマニアなんです」と言ったところ、メニューを渡された。ホントにいろいろな物を売っている。

 特に地方の私鉄では、携帯ストラップ、キーホルダー、絵葉書のような記念グッズの販売に力を入れている。JRでは、JR九州が力を入れている以外は、さほどではない。

 私は、列車の絵柄が入ったハンカチ500円を購入。
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 この日は、会津鉄道の腕章を着けた男子高校生が二人乗っていた。聞いたら、職業体験インターシップだそうだ。慣れないながらも一生懸命動いていて好感が持てた。
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 この列車は、下今市で日光方面に折り返す。私は下今市で降りて、上りの特急に乗り換えることになっていた。折り返す時は、販売員のお姉さんは、写真のようにホームに出てお見送り。グリーンアテンダントさんと似ていると思った。

 この列車の車内販売のお姉さんは、ホントに綺麗だった。
 誤解を恐れずに言うと、地方の車内販売をするアテンダントさんは、「きれいなお姉さん」か「普段着の地元のオバちゃん」のどちらかにハッキリ分かれる傾向にある。

 東武や小田急なら採用人数多いので別だが、小規模な私鉄は、採用人数が限られている。すると、選択肢は2つになるだろう。

 ひとつは、「あまちゃん」の北三陸鉄道ように、イメージアップを目指す路線。それならば、地元でも器量良しと言われている人に声をかけることになる。

 もうひとつは、短時間しか働けない、観光シーズンでない閑散期は仕事がないため経費節減を優先する路線。それなら、客商売の経験がなくてもいいので、地元のおばちゃんに頼むことになる。これが過疎地の雇用確保にもつながっていく。

 どちらが良いかは何とも言えないが、地方の鉄道は奥深い。

 帰りの特急の話は、また次回。


《追加》2014年10月の乗車記はこちら↓

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11942281012.html