平日に1日休みが取れた。よしっ、普段利用していない車内販売を利用しようと思い、東武の特急を利用して、鬼怒川に向かった。
「きぬ」「けごん」には乗ったことがある。スペーシアの個室にも昨年乗った。そこで、特急「スカイツリートレイン」で行くことにした。
スカイツリートレインは、東京スカイツリーも見やすいように、高いところまで窓になっている車両だ。外観は特急に見えないが、座席はリクライニングシートで、一部座席は窓を向いている。ちょうどJR九州のリゾート特急のようだ。
しかし困ったことに、私の席(写真の一番右)の席だけ窓が小さく景色が観にくいので席を移動することにした。何せ、4号車は団体客が20人近く乗っているが、1号車から3号車までは、合計7人しか乗っていない。1号車は私だけの貸切状態だ。最前列の展望席も空いている。
これは、平日朝ラッシュ時なので、浅草発でなく北千住発と中途半端なことがある。そして、後発の特急「きぬ」に新鹿沼で追い抜かれるのに、平日はスカイツリートレインの方が特急料金が100円高いという事情もある。
春日部を発車して、サービスカウンターに向かった。満員の時はどうか知らないが、この日はワゴン販売はなし。3号車まで買いに行った。スペーシア「きぬ」に比べれば半分以下の大きさだ。
ホットコーヒーと食べ物を買おうとした。「ホットコーヒーはいくらですか?」と販売員に尋ねた。まだ不慣れな販売員は、困ったように「120円です」と言って、缶コーヒー3種類をわざわざ取り出してくれた。ポットからカップに入れて300円、というコーヒーを考えていたが、この人数では缶コーヒーになってしまうのだろう。
弁当も置いておらず、腹の足しになるものが欲しかったので、350円のサンドイッチを購入。
しっかし・・・ジャガリコ、ワッフルなど、JRの車内販売と同じ品が多すぎるのは、何でだろう??
このスカイツリートレイン南会津号は、会津鉄道に乗り入れ、福島県の会津田島まで行く。
私は、時間と料金と乗れる列車を考えて、鬼怒川温泉まで行くことにした。鬼怒川温泉に着き、パスモで降りる。この乗車で2720円。JRだともっと高いから、まあいいか。2分後には再び改札を通ってホームに。まさに乗るだけのための旅行だ。
ある航空マニアの方が、航空機に乗るのが好きで、暇と金があったら乗りまくると話していた。「北海道を往復するのなら、現地の観光はしないのですか」と聞いた人がいて、そうしたら「時間がもったいないじゃない」との返事。私もここまでではないが、乗って車内販売を利用するのが目的なのだ。
帰りは後日。
《追加》2014年の乗車記は、こちら