スカイツリートレイン8号 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

 私は「スカイツリートレイン」に3回乗車した。

 1回目は、昨年10月に北千住から会津鉄道まで乗り入れる「スカイツリートレイン南会津号」だった。1回目の乗車については、こちら↓。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11650909932.html




 今回2回目、3回目の乗車をした。

 2回目は、先月10月17日(金)に、昨年と同じ「スカイツリー南会津号」会津田島行に乗車した。朝の北千住始発という少し中途半端な列車だ。

 平日だったのに加えて、新鹿沼で後続の「きぬ」に抜かれ、更に「きぬ」より特急料金が高いこともあり、非常に空いていた。

 私は車内販売をたくさん利用するため、新鹿沼乗り換えにした。北千住では「スカイツリートレイン」を見送って後続の「きぬ」に乗車。「きぬ」で車内販売を利用して、新鹿沼で追いつき、「スカイツリートレイン」に乗り換えるという戦術だ。200~300円高くはなるが、マニアにはお勧めの乗り方だ。


 新鹿沼からの「スカイツリートレイン」は、非常に空いていた。下今市からは私を含めて3人だけ。どうぞ写真を撮ってくださいと言わんばかりの状態だ。


【車両・座席】について

 4両編成の列車は、3列座席だ。景色を観やすくするため座席が1段高くなっている。 




 4両のうち2両は、2人掛けの座席が窓の外を向いている。観光色の強い「ペアスイート」座席と呼ばれている。



 上の写真は、テーブルを出して、リクライニングさせた座席。テーブルはあまり大きくはない。座席はリクライニングするが、大きく倒せるわけではない。



 上の写真のように、列車名ロゴ入りとなっていて、珍しい。



 先頭の運転席ヨコは、展望席となっている。指定席を持った乗客が、譲り合って座ることになっている。

 すぐ後ろには、大きな荷物が置けるスペースだ。1号車の一番奥なので、ここの荷物をバッグごと盗もうとすると、1号車の客全員のすぐ横を通ることになり、盗みにくい。



 展望席に座ると、反対側からの列車がよく見える。鉄道マニアにとっては、最高の場所だ。今回も前回も、先頭1号車は私だけだったから、ラッキーだ。

 防犯カメラらしきものもついている。


【車内販売】について

 「スカイツリートレイン」は、ワゴンによる車内販売は行っていない。カウンターに出向いて購入する。(写真は昨年のもの)

 



 今年、販売していたグッズは、これ。



 食べ物は、これ。腹の足しになるものは、サンドイッチだけだった。ポットのコーヒーは販売しておらず、缶コーヒーだけだった。




 私はサンドイッチを購入した。

 この「スカイツリートレイン南会津号」は、会津田島行きだが、車内販売員は鬼怒川温泉で下車していった。鬼怒川温泉より北は、ますます客が少なくなるから、仕方ないと思う。



【日曜上りは混んでいた】

 2日後の10月19日の日曜に、3回目の利用をした。日曜日の夕方、日光発の浅草行「スカイツリートレイン8号」だ。日曜夕方の上りは、観光地から帰る客で混雑する。1回目2回目の乗車とは大きく異なっている。

 私は会津鉄道方面から鬼怒川温泉で「きぬ136号」に乗り、春日部で降りて、後続の「スカイツリートレイン8号」に乗り換えることにした。

 今回は満席に近い状態だった。満席だと、激しく雰囲気が違い、新鮮に感じた。

 私は1号車に乗ったが、入り口で案内専門のアテンダントさんが乗務して案内してくれた。

 車内販売は3号車と説明され、歩いていくと、行きとほぼ同じカウンターの売店があり、販売員が待機していた。

 私は、ペットボトルの温かいお茶130円を購入した。


 発見したのは、記念乗車証が置かれていたことだ。ハガキの大きさの記念乗車証がスタンプ台の所に置かれていた。南会津号には置いてなかった。同じ料金払って乗ったのに、差があるのはなぜだろうか。

 私もスタンプを押した。

 スカイツリートレインは、乗って楽しい車両で、1回は乗りたい特急だと思う。ただ、乗り心地・速さ・料金など様々な面で、スペーシアの「きぬ」「けごん」の方が上だと感じる。日光周辺に住む人が、何度も乗るならスペーシアが適している。

 ただ、スカイツリートレインは、本数が少なく、「こんな特急もある!」と刺激を与える役割だろう。どこの温泉にいこうかな?と迷った時に、「スカイツリートレインが面白そうだから鬼怒川にしよう」とひと押しできる魅力を持っている。

 こういう冒険的な車両、またできないかな。