「はこね」小田急ロマンスカーMSE | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

小田急の特急ロマンスカーに乗った。相模原に出かける用事があり、どうせ行くならロマンスカーに乗って、車内販売を利用しようと考えた。
 

 新宿発は乗る機会が多いので、今回はあえて北千住始発の「メトロはこね21号」9:13発にした。地下鉄に乗り入れできるMSE車両だ。日曜だが、乗車率30%ほどで空いていた。
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 放送によると10両編成で車内販売員は4人。車内販売に昔から力を入れているさすが小田急だ。

 感心したのは、どの車両に乗っている乗客にも、車内販売を利用する機会を保証する発想があることだ。

 私は後ろから2番目の9号車に乗車。車内販売の準備室が9号車の前にあるのだが、北千住を発車して準備が整うと、まもワゴンが最後部10号車へ。ところが、5分たっても、後ろの10号車から前にワゴンが戻ってこない。どうした?と思っていると、タイミングを調整していたようだ。大手町・霞が関から乗車した客が席に着いたのを確認して、ワゴンが前に進み始めた。乗ったけど、ワゴンが通り過ぎた直後でなかなか来なかったというのを避けるための対応だ。

 帰りも相模大野から新宿まで、相模大野から乗った。新宿行なのに、行きと同じMSE車両だ。後ろから2両目の2号車に乗ったのだが、最後尾1号車にワゴンが待機し、最終停車駅の新百合ヶ丘を発車した直後に前に向かって進み始めた。

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 買ったのは、「ロマンスカーVSE弁当」(1000円)だ。コーヒー300円が弁当類と一緒だと200円に割引になる。

 内容が子供向けっぽかったが、話のタネに買うことにした。容器は立派だが、エビ・いなりずし・おにぎりなどの中身は、1000円にしてはちょっと・・・。

 小田急のワゴンは、中に何が乗っているか、よくわからない。もっと透明なプラスチックなどで、中身が見えるようにしたら、良いと感じた。

 まあ、考えようによっては、販売員と「飲み物何があるの?」などと会話の機会が増えるとか、メニューも用意してあるとか別の面もあるのだが。
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 車内販売の準備をする場所だ。10両編成なら2か所ある。奥に水道の設備もある。カウンターの下に、ボールペン500円などの記念グッズも飾られていて、買えるようになっている。

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 関東の大手私鉄で車内販売をしているのは、小田急ロマンスカーと東武スペーシアくらいだ。(関西でも一部の近鉄特急くらいだが) ずいぶんと少ない。

 コーヒー300円は高いけど、高さに見合った風情がある。利用すると気分が良くなり満足感がある。これからも利用するぞ。


 小田急ロマンスカーの車内販売利用については、2014年5月のこちらもご覧ください。

http://ameblo.jp/syanaihanbai/entry-11861265010.html