私は普通列車グリーン車の常連利用客だが、年に何か月かはグリーン定期券を利用している。
主に仕事をする場所は1か所なのだが、他の仕事場が3か所ほどあり、そこでも仕事をする。そのため他の仕事場に行く頻度が多い月は、グリーン定期の区間を延長することがある。
グリーン定期券は、普通の通勤定期の金額に加えて、グリーン料金分を追加して購入する。1か月の追加料金は、20kmまでは22000円増し、50kmまでは32000円増し、100kmまでは42000円増しになる。
「東京・横浜間」「上野・大宮間」だと、ともに30km弱の距離で、1か月定期は13550円だが、グリーンだと45550円になる。 安いとは言えない金額だ。
(上記の金額は消費税5%当時の金額 2015年5月)
ただし、購入する手間が省けたり、毎日のように乗るとかなり割安になる。更に座って書類に目を通せるので、仕事の時間も確保できる。もちろん、特急列車ならグリーン車でなくても車内販売は来るが、普通列車ならグリーン車でなくては車内販売の利用ができなくなるという事情もある。
このグリーン定期券だが、購入が結構面倒だ。みどりの窓口の普通の係員では、簡単に発行できない。機械と格闘の上、奥のベテラン職員を呼んで、それでも苦戦することが多い。
初めて購入した時は、窓口氏に「グリーン定期券で私鉄との乗り継ぎ定期」を購入しようとした。(区間は言わないでおくが「東海道線で横浜乗り換えで相鉄」とか「宇都宮線で大宮乗り換えで東武」のようなものだ) すると窓口氏は「グリーン定期は私鉄との乗り継ぎは発行できません」と自信を持って即答。やむを得ずJRと私鉄を2枚にして購入した。 発行できるような気もしたので、次の日に定期券売機を操作すると、何と!!発行可能と分かった。スイカとパスモの2枚では、一旦改札を出なくてはならないので、当然作り直してもらった。
東京~上野間をはさんでグリーン区間が分かれる2区間グリーン定期を買ったこともある。(横浜から東海道線で東京まで、上野から高崎線線で浦和のような定期) この時の係員は、 このような定期は作れないの一点張り。1枚のグリーン券では東京~上野が挟まると乗り継ぎできないのを誤解したようだ。係員に発行できると説明するのに時間がかかる・・・特殊な定期だから、私は手間がかかると覚悟しているのだが、後の行列が2人になり5人になり・・・。
でも、こんなのは序の口だ。最も大変だったのは、1回目に1時間かけてダメ、後日さらに2時間かけて、やっと発行できたグリーン定期だ。
長くなるので、詳細は次回に。
グリーン定期の話(後半)は、こちら へ。
グリーン定期料金の詳細の話は、こちら へ。