150円の着物を洗ってみた
近所のリサイクルショップで、見つけた激安着物。
化繊（推定）だったのもあるけれど、なんと150円
見切り品として店外のラックに掛けられていました。
端切れとして使う予定だったのですが。
柄が好みだったため、羽織って見たらぴったり～
見れば、しつけも付いている。
これは未使用品かもしれない 
アーケード内のショップでした。
屋根はあっても外に置かれていた商品。
う～ん、ほこりが気になる……
でも3000円ほどかけて、150円の化繊を洗いに出すのも。
以前使った格安着物クリーニング
というわけで一か八かで、洗ってみました 
手洗いしてみた
使ったのは、おしゃれ着洗い用の洗剤。
うちはエマールです。
たたんだまま、普通に水で押し洗い。
色が出ることはありませんでした。
そんなに汚れてなかったようで、水も濁らなかった～
脱水は洗濯機で
バスタオルで挟んで水分を吸い取る方法もありますが。
面倒くさいので洗濯機で。
厚めの生地のため、2分しました。
ネットで調べると、脱水時間は10秒から1分以内とか、もっと少ない記載が多いです。
脱水の時はネットに入れました。
そんなにしわしわにならなくて、ホッ
アイロンしてから陰干し
写真撮るの忘れた……
アイロンは低温～中温。
あて布必須。
私は中温でかけました。
アイロンしても、まだ湿っていたので陰干し。
結果
身丈 152.4 → 153.5
裄 63 → 63.4
前巾 23 → 23
後巾 30.3 → 30.4
袖丈 46.5 → 46
0.5センチ前後、若干数字の変化はありますが。
思ったより変わらなかった～
まとめ
化繊のリサイクル着物を洗ってみました。
○化繊であったこと。
○胴裏と八卦の生地の収縮率がほぼ同じ。
このあたりが今回の成功要因だったと思います。
袷の場合、胴裏と八掛の生地が違うと大惨事になるので。
着物の生地は本当に千差万別。
洋服のようにタグがついているわけではないので。
化繊でも家庭での洗濯は大博打です。
例えば縦糸と横糸を別の素材の糸で織った「交織」だった場合
経糸と横糸の縮み具合に差が発生します。
さぞやおそろしいことになるでしょう……
色移りとか、悲劇でしかない。
あと樟脳などの匂いがしみついていた場合。
水に反応して気化し、強烈な香りが漂うことが。
すぐに部屋から追い出せない場合もあるので、注意。
洗うなら、自己責任でね！
あと絹は絶対にエマールで洗わないように。
光沢が無くなりますよ……
自撮りってどうしたら、上手にできるんでしょうね
左右反転してた……