久々に着物を着ました
10月の下旬に足の指を折ってしまい、着物でのお出かけも久々です。
母のお嫁入り道具だった、この総柄小紋。
紺の縮緬地に紅型のようなお花と鳥が全身にびっしり。
まあ、派手なこと
ネットで検索すると似たような小紋が、京紅型としてカテゴライズされているので、おそらくそれではないかと思われます。
当時、流行ってたんだろうね。
それはそうと、この歳で着てもいいのかしら……
無いから着るけどね。
写真を撮る時間がなく、部屋から出るところをパシャ
ショールしか見えねえ……
袖丈に替え袖の丈を合わせる
今の着物の袖丈は一律一尺三寸で作られていますが、昔の着物は身長や年齢で長さを決めていたので、ほんといろいろ。
二十代前半の母のためのこの小紋の袖丈は、55.3センチ……。
一尺四寸六分。
めっちゃ中途半端やな……
愛用している美容ファンデーションの替え袖は、一般的な一尺三寸の49センチ……。
とりあえず、楽天で激安かつ、即発送可能な一尺5寸の替え袖を購入して、調整することに。
こちらのお店、京都の染め屋さんの仕立て部門らしい。
それでいろんな長さの替え袖があるんだね。
楽天を検索すればよくわかると思いますが、なかなかないのですよ、安くて長い袖は……
柄や色を選べないのは残念ですが。
白のポリエステルなので、逆に着物を選ばない。
余った分を裏に折り込み、縫って留めました。
すぐに外せるように、縫い目はざっくりです。
一番たいへんだったのは、マジックテープの位置直し。
美容ファンデーションとこちらの替え袖では、マジックテープの位置が違っていたのです。
仕方がないので、ミシンで縫われたものを外して、縫い直しました。
手縫いだと縫い糸がマジックテープにひっかかって困る……。
めちゃめちゃ時間かかりました。
ミシンを持っている人は、ミシンでするのがいいです……
まとめ
替え袖は便利だけど、古い着物の自由な袖丈には合わないです。
変な時は以下の三点を自分で調節するとよいです。
1⃣ 袖丈
2⃣ マジックテープの位置
3⃣ 袖巾
安全ピンで止めて調節するのもありだと思います。