旬のシャキシャキした食感とほろ苦さがなんとも言えないウドの酢味噌和え。
ウドを酢味噌和えにすることで五味の調和が調った春の薬膳の一品となる。
神農本草経に「久しく服すれば、身体を軽くし、老衰をふせぐ」とされる上品の一つ。
【薬味薬性】
ウド・・・・・・・・苦平
米酢・・・・・・・酸温
味噌・・・・・・・鹹温
ハチミツ・・・・甘平
山椒・・・・・・・辛温
【五味の働き】(黄帝内経 臓気法時論篇第二十二)
辛味の物には散、即ち発散作用がある
酸味の物には収、即ち収斂作用がある
甘味の物には緩、即ち緩和作用がある
苦味に物には堅、即ち乾堅作用がある
鹹味の物には軟、即ち軟化作用がある
つまり五味五菜で五臓六腑の働きを補います。