シーズン2 № 53
福祉職のみなさん、そうでないみなさんもお疲れ様です。
自分の仕事の 「専門性」って何? 」
って思うことありませんか?
weblio辞書によると
特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されること、またはその度合い。
「専門性が高い職種でスキルを磨く」などように使われる。
と、書かれています。
高度な知識や経験・・・
こう言われてしまうと、実は福祉職は困ってしまうことがあるのです。
というのも、例えば障害児支援だけに目を向けると、
福祉職より、障害児を子育てしている保護者さんの方が、全然知識や経験がある場合があるからです。
また、福祉の仕事の多くは、あえて残念ながらと書きますが、
特に何の資格がなくても就くことができてしまいます。
そう考えると、それらの方々との専門性の違いは何なのか?
結構難しくありませんか?
私もこれにはかなり悩みましたね。
知識や技術を勉強して、圧倒的な専門性を見せつけないと!
と、躍起になっていたこともありましたね。
しかし、最近は少し考えが変わってきています。
もちろん日々、知識を技術を勉強して、自分をブラッシュアップしていくことは必要ですが、そればかりに肩肘張るのではなく、支援が必要なのであれば、
単に、支援を
諦めないこと、
見捨てないこと
も、立派な専門性じゃないかな・・・と思っています。
「単に」 と 書きましたが、これって実は、そう簡単なことではないと思うのです。
何も知識がないからこそ、すぐに諦めてしまったり、
家族のように近すぎる存在だからこそ、時に、本当に時に、力尽きてしまうこともあるのです。
だとすれば、福祉の専門家として、
様々な知識・技術を磨き、試行錯誤を繰り返して、
決して諦めないこと、見捨てないことだと思います。
また、先ほどの障害児の保護者さんの例で言えば、
保護者の方が持っている知識や経験を真摯に学ばせてもらい、
次のケースに役立たせてもらえる力も、
かなりの専門性だと意識していますかね。
みなさんは福祉職の専門性、どう思いますか?
★★★ 福祉職のみなさん ★★★
無料で研修等の題材探しをしませんか?
をクリック
メールマガジン
福祉の職場に多い不満を確認し、
それらをデール・カーネギーの名著
「人を動かす」等の理論を参考に解決していきます。
をクリック
X(旧Twitter)
をクリック
https://twitter.com/syafukrousitaka
**************************************
2つのブログランキングにも参加しています。
******************************************
他の社会福祉士さんのブログ、福祉・介護関係のブログは↓からご覧ください。