昭和女子大学の学園祭に合わせ、


日本語日本文学科の有志で雑誌制作が行われるようになって4年目。


今年は総勢10名により、


「大正浪漫」をテーマに雑誌作りが行われた。


女子大生ライターユニット「夢見草」

「大正浪漫」とは、


大正時代の雰囲気を伝える文化や芸術、思想などを指す言葉。


わかりやすいところでは、


画家で詩人の竹久夢二や、大和和紀の漫画「はいからさんが通る」などがそれだ。

「これまでの雑誌は 100%文芸誌でしたが、今年は違います。

小説4作品と詩2作品のほか、


竹久夢二の詩を用いた絵本や、吉屋信子の少女小説「花物語」対談、


書評、大正浪漫スポットの紹介など、


大正時代に発行されていたような雑誌を意識して作りました」と編集長のアヤさん(3)


女子大生ライターユニット「夢見草」


編集会議は、主に昼休み。


お弁当を食べながら、


どんな内容の雑誌にするか、連日話し合いが設けられた。


表紙は、昨年までモノクロのシンプルなデザインだったが、


今年はフルカラーのイラスト。


女子大生ライターユニット「夢見草」

「雑誌の印象を決めるのはなんといっても表紙です。


表紙には徹底して細部までにこだわり抜きました。


何人もの人にイラストを描いてもらい、


その中から選んだ1枚なんです」と編集長。


女子大生ライターユニット「夢見草」


みなで話し合い、


雑誌名を『桜灯籠 (さくら どうろう)』と決めた。


桜灯籠とは、桜の花を透かし彫りにした銅製円形の灯籠のこと。


この桜灯籠から受ける幻想的な印象が、


大正浪漫の持つ優美さ・儚さを連想させることから名付けた。


「全員が身を削りに削って完成させた雑誌です。


人間は限界まで粘るとすごく良いものができるのだと強く感じました」(編集長)

 

10人の日本語日本文学科3年生の有志による入魂の1冊は、


昭和女子大学の学園祭で無料配布される。




昭和女子大学「秋桜祭」

2012年11月10日~11日

配布場所:1号館3S09教室