一昨日、雑草対策のため除草剤散布しました。
その効果を確認するために竹林を見に行った時、とても大きな蛾を発見。
あまりに珍しかったので、ご紹介します。
その蛾は、竹林の篠竹の中にいました。
白い蛾は良く見かけますが、これだけ大きいのは初めて。
でも葉に隠れて良く見えません。
そこで、スマホを蛾の向こう側に差し入れて撮影してみました。
見当でシャッターを押すので、ピントが合わない。
何度かチャレンジして、やっとその姿をはっきり映せました。
大きさは15㎝前後ありそうです。
羽の上側が茶色のライン。
羽には4つの丸のような印があります。
調べて見ると、多分この蛾の名前はオオミズアオ(大水青)。
オオミズアオって生態が変わっていて、成虫になると口が退化して無いようです。
そのため、成虫になって1週間ぐらいの命だそうです。
その短い間に交尾をすませて、メスは卵を産んで死んでしまいます。寿命が短いうえに、もともとたくさん見られないので、この美しいガもまもなく絶滅危惧種として認定され、やがてその姿が永遠に消え去る日が近づいている気がしてなりません。(西日本新聞より)
さらに詳しい事はこちらを!
幼虫の写真も載っています。
長年の人生の中で、記憶がない蛾です。
地球上の生命は、まだまだ奥が深そうです。
この未知に溢れた素晴らしい地球。
少しでも後世の人達に残してあげたいですね。
そんなことを考えさせられた、オオミズアオとの出会いでした。
では、また・・・