通院日、神経内科編 | P患日和(ぴ~かんびより)

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思いがけず進行性難病とされるパーキンソン病と診断されてしまいました、
落ち込んだけど、落ち込んだままでもいられない、
ならいっそそれなりの楽しい人生を送りたい!ゆっくりマイペースで…

今日は何故か私の前に3人くらいの方がいたんだけど、私が先に呼ばれました、なぜ?…そのおかげで早く済んだのですが。

2か月ぶりの診察、まぁ身体の方は大崩れはしていないのでいつもの通り、歩き方チェックや関節の固さチェック、「病気とはわからないですね」と先生にっこり。ま、確かに…!
でここのところ聞きたかった件について。

PDの前駆症状として「嗅覚異常、低下」という症状があるのは知られていますよね。私もそうなんです、もともと鼻がすごく効くほうだったのに、2~3年前から感度が鈍ってることを自覚しておりました。
ちょっと前匂いにものすごく鈍感なダンナが感じた匂いが私は感じなかったことがあり、それはめちゃくちゃショックでありました。ありえへん…!
で、改めてネットで調べてみると、かなりへこむ内容の記事発見。
重度の臭覚障害のパーキンソン患者が高率で認知症を発症するという報告(2012年3月)

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2012/03/press20120302-04.html 
東北大学の文書ですが、リンク先のPDF文書読めない方で、中身知りたい方いらっしゃいましたら、メッセージでコピーお送りしますので、言ってネ

この発表はざっくりまとめると「パーキンソン病で認知症を発症する可能性がある人の事前予知ができ、その場合特定のタイプの認知症薬を投与することにより症状を抑えられることが可能になる!」という明るい内容ではあるのです。
が、やはり認知症になる率が高いとなるとかなりショックです。ある意味で、体が動きづらくなるより心を沈ませる…。

記事には嗅覚異常がある人の何%が認知症に発症したのかの記載はありません、また、調査された患者の年齢層の記載もありません、かなり高齢層なのか?
おそらくこれからさらに掘り下げて研究されていくんだろうなと思います。
で、先生にそのことを聞いてみたのです。…で、反応はまぁ、想定内というか、やはりそんな感じだよネ~~( ̄ー ̄;…程度でありました。

・まぁ、そんなに心配しなさんな
・嗅覚異常はこの病気の典型的な症状のひとつで、だれでも低下している可能性がある、本人が自覚しているかどうかなだけ
・あなたの現在の状態はとても良好なのですから、今心配することはない

などなど…あんまり興味のない分野のようですね~~(笑)

上の記事によるとまったく匂いを感じないほどの「重度の嗅覚障害」と書いてありまして、確かに今の私はまったく匂いを感じないわけじゃないです。正確に嗅覚の感度を調べる検査とかあるそうですが。

なんかだんだんまとまらなくなってきた(^_^;

で、結局、いらん心配してるとそれ自体がよろしくない! 考え続けるとそれが現実になってしまうことってあるでしょう~それはダメだ!…と思うことにしました。
将来ボケの症状が出たら早めに対応……とかでいいんちゃう?(苦笑)

私たち患者はまじめに日々病気と向かい合い、どうかすると起きてる間中病気のことを考えてしまうような生活になっている面がありますよね。でもそれってほんとに疲れる!
たまには頭の中から病気のことを消し去って生活するのも大切だと思います。

ほんまに長々とおつきあいいただき、ありがとうございます!
ちと疲れたので休憩……(・Θ・;)