マズル刑事 -58ページ目

マズル刑事

マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!たまです。この映画、ネットによると

2006年に韓国で制作?公開?された映画だけど、

今から19年も前よね。実話ベースの

大脱走事件「ホリデー 有銭無罪/無銭有罪」を

ご紹介します!」

「おおおお、実話ベース!」

 

「マズル刑事の好きなやつっす」

 

「だって大脱走劇だからね」

 

「詳しく聞きたいっす!」

 

「そうねいくわよ」

「時代は1988年!ソウルオリンピック前よ!

実際に起きたチ・ガンホン脱走事件を

映画化してるの。

どんな事件かというと、ソウル五輪の成功に沸く

韓国社会の裏側で、移送中だった12人の服役囚が

刑務官を襲い銃を奪って脱走した事件なのよ」

 

「おおおおお」

 

「面白そう!」

「でもタイトルは脱走って

入ってないですよね」

 

「そうなの。でもこのタイトルは大事よ!

タイトルがキーワードってくらいに」

 

「ええ?この無銭飲食みたいな

タイトルっすか?」

「ああ、、本当のバカって

存在するのね」

 

「え?」

「たまさん、食べ物のことしか

考えてないやつっているんですよ」

 

「ほんと、、頭があんこバターで

できてるのよね」

 

「ププ」

「え?俺の話っすか?」

 

「他に誰の話だ?」

「映画の中の脱獄犯たちは、

有銭無罪!無銭有罪!を大統領に

訴えようとするのよ。

自分たちは、本当に小さな罪1万円盗んだとか、

小競り合いで殴ったとか、そんなことで

15年も刑務所に入れられたりしてるのに

政治家の息子は3億円も横領しても

たいした罪にならない、そんなふうに

「お金があれば罪はなく、お金がなければ

罪がある」って意味なの。

当時の国家は、法の不公平が横行してて」

 

「日本もあったっす上流階級っす!

上流階級の人は逮捕されないってやつ。」

 「たまさんはふだん、多少お釣りを、

間違えられても優しいですよね」

 

「そうねえ、、」

 

「でも、それと反対で、

たまさんは、きちんとしたところに

強く出ますよね、、ブチ切れてますよね。

間違えるってあり得ないって。」

「ああ、、それはあるわ、、

銀行とか省庁とかの間違いは

絶対ダメじゃん、ちゃんと仕事しないと。

反対にバイトさんがやってるところには、

多少間違えても、めちゃ穏やか、、、」

 

「あはは」

「だって、バイトさんがお釣りを

間違えても、苦学生で頑張ってるとか

家計のために頑張ってる人たちなのよ。

あら、お釣り、お札の方をもらってないわ、、

ああ、すいません、

全然いいのよ。慌てたら間違えるもんね!!

どんまい!!って感じよ。

注文間違えても、あ、それをいただくわ!って

感じよ。だってその子がバイト代から

引かれたらどうするのよ。」

 

「確かに」

 

「上流階級が一円でも間違えたら

絶対だめよ。高給取りなんだから。」

 

「たまさん、、、あのー映画の話が、、」

「そうだったわ、

まずこのソウルオリンピックよ!

あ、大阪も万博があるから、

イメージアップのために市内は路上喫煙を

禁止にするらしいけど、自分の店の前に

灰皿を置いてるのも禁止って噂よ。

まあ私はタバコ吸わないし副流煙は

気にするけど、体のためじゃなくて

イメージアップのため、、、」

 

「たまさん、、、あのー、大阪の話は

どうでもよくて、映画の話が、、」

「うるさいわね、、わかってるわよ。

いくわよ。脱走の中心人物の

主人公のカンヒョクは、1988年に開催される

ソウル五輪のために、近隣を一掃した政府への

抗議活動に参加した罪で逮捕されるの!」

「自分たちの住まいを守ろうとしただけなのに、

捕まって牢獄生きよ。でね、刑務所の中で

テレビのニュースを見て

上流階級の人間が悪いことをしても、

コネや金を使って罪を償わずにすむ、

でも俺たち平民は間違ってなくても

捕まって重罪にされる、、」

 

「ええ!」

「もうカンヒョクは

世の中の仕組みに納得がいかないわけ!

怒りの日々が続き、さらに、

彼は刑務所で横行する虐待も経験して、

富裕層を優遇する韓国の法制度に物申したくて、

他の受刑者の助けを借り、誘い、

脱走計画を立てるの!

 

「おおー」

「ワクワクするでしょ。

下流が上流社会をぶっ潰せ!的な

怒りと正義感で戦うの!

この映画はめちゃオススメなのよね、

だから、ネタバレしちゃわないように、

この辺にしとくわ、」

「えー脱走してどうなったか知りたいっす!」

 

「まあまあ、それを話したら

最後まで話しちゃうから我慢してるのよ!」  

 

「えー!」

「とにかくめちゃ社会派ドラマだからね!

ソウル五輪の成功に沸く韓国社会の裏側で、 

こんな大事件が起こってたなんて。

移送中だった12人の服役囚が

刑務官を襲い銃を奪うシーンは

なんか自分がその中のひとりになって、

正義の味方になった気分になれちゃう!」

 

「はいはい」

「服役囚の彼らは、韓国の法制度が

歪んでることを、大統領に伝えたい!って

大統領がいる場所に乗り込もうとするけど、

結局、大統領に話をきいてもらうなんて、

そんなことは実現しなくて、、、。」

 

「そらそうっすよね」

「まあ、最終的には脱走した彼らは

人質をとって立てこもって警察とやりとりって

ことになるんだけど、。」

 

「全部しゃべってしまってるじゃないですか!」

「だってしかたないじゃない、

ここが見どころなんだから!」

「人質立てこもり事件って

いろいろあるけど、八方塞がりで

やけっぱちじゃない場合、

犯人の逃走犯たちが、大きな騒ぎを起こして

社会に物申したいからって気持ちの時、

人質の方も悪いことしてるけど、

彼らの気持ちもわかるし、

情が湧いてくるケースってあると思う。

今回もラストシーンは泣くわよ。」

 

「最後は泣く映画!」

 

「うん、、私も号泣よ」

「しかし、戦後の立てこもり事件って

いろいろあるよな」

 

「え?」

「お前、泣く映画の話じゃ、

いつまで経っても肉に行かないぞ!」

 

「そうっすね!」

 

「早くなんとかしろ!」

「この映画は、お肉を食べながら

じっくり焼肉屋に立てこもって

語るべきっすよね。」

 

「あはは、、ミケちゃんうまいわね」

「事件関係ないじゃない?

まあいいわ!焼肉屋に立てこもり!」

 

「てへへ。」

 

さあて、みなさんとはこの辺で。

この映画は、本当に上流階級の奴らが

裁かれず、のほほんとしてることに

物申した映画だと思うわ。

これって、あの名作ケビンベーコンの

「告発」にも通じるものがある。

洋画はあまり紹介しないけど、

私の最も心を抉られた映画だから

絶対見てほしい!

 

上流階級が金に物申して裁かれない

映画といえば、この間見た「満ち足りた家族」の

財閥の息子もそうよね、、、。

 

 

「しかし、こういう社会派の映画って

日本も作るべきよね。」

あ!社会派とは関係ないけど、

私の個人的な見どころはね、

イヒョヌとか今は31歳の男盛りの俳優なのに、

めちゃ子役で出てる、これがもう

きゃわいくて、子犬系の愛らしさ。

そしてイ・ソンジェやチェ・ミンスさん、

とか、通好みの俳優が多く出演!

登場する俳優たちの若い頃が見れるので、

その辺りも俳優たちについても「おお」ってなります。

私はこの映画3.5マズルかな
それでは来週までちゃお!」
マズル刑事のXっす!

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「いらっしゃい!
マズル刑事、ミケット刑事」

「コメディ好きなお二人におすすめの
映画ありますよ。アン・ハサウェイのやつ」

「ああ!見たかったやつだ」

「ニューヨーク、ブルックリンに暮らす
アン・ハサウェイ演じる潔癖症の

精神科医のパトリシアと、
ピーター・ディンクレイジ演じる
現代オペラ作曲家のスティーブンの夫婦。
スティーブンは前作が大コケし

5年前にスランプになり、
1曲も書けず鬱状態に陥っています」

「5年も!えらいこっちゃっす!」

「スティーブンはパトリシアに
気分転換に犬と散歩に行ってこいと
送り出されるんですけど
結局朝からバーに行くんです」

「あらまあ、朝から酒っすか?
朝はシャケと味噌汁に卵かけご飯と
決まってるのに」

「決まってないだろ!」

「そのバーで、風変わりな女性客の

カトリーナと知り合ったスティーブンは、

彼女に誘われるままに、彼女が船長を

務めるボートに尋ねるんですね」

「はいはい、愛犬と共にね」

「二人はベットインしてしまうんですけど
我に帰ったスティーブンは逃げ帰るんですが
その出会いをモチーフに曲が爆誕!
新作オペラは絶賛されるんです」

「おお!新しい刺激が生み出したンスかね?」

「でも、そのオペラをカトリーナが
見に来てたんですね。二人の出会いが
そのままオペラになってるのを見て
感激した彼女は、私こそがスティーブンの
ミューズだわ!と元来の

ストーカー気質が爆発!精神科医の

妻のパトリシアのセラピーを受けに

行ったりする怖い行動に!」

「ええ!怖いっす!」

「妻のパトリシアはパトリシアで
セレブ生活とは裏腹に、心が満たされず
潔癖症は度を越し、宗教にも入れ上げていく」

「あらまあ」

「さらには、前夫との子供の長男が、
付き合ってる未成年の彼女の親が関係に激怒!
訴訟問題にもなりそうで、

あっちもこっちも問題だらけ!」

「ストップ!借りていくよ!」

 

「マズル刑事、わりとおもしろかたっすね!
アン・ハサウェイはプロデューサーも

兼ねてるのに、どっちかというと

夫役のピーター・ディンクレイジが
中心の物語だったっすね」

「原題は、シー・カム・トゥ・ミーだからな。
想定外の出来事が、
次から次へと起きてゆく

定番のコメディだったな」

「現代オペラの雰囲気が
垣間見えるのも面白かったっすね」

「人生は予想外のことが起きるから
面白いのかもしれないな」

「じゃあ、今日は予想外に
美味しいデザートの
出前をとって欲しいっす!」

「もう、数え切れないほど
繰り返されてきたルーティンやん!」

...................マズル刑事のオススメ映画....................

「ブルックリンでオペラを」
ニューヨーク、ブルックリンに暮らす潔癖症の

精神科医のパトリシアと、現代オペラ作曲家の

スティーブンの夫婦。スティーブンは前作が

大コケし5年前にスランプになり、1曲も書けず

鬱状態に陥っている。パトリシアはそんな夫を

立ち直らせるべく、治療と称して愛犬との散歩

に送り出す。気乗りしないまま散歩に出たステ

ィーブンは、午前中からバーでウイスキー注文。
さらには、フレンドリーな先客カトリーナに誘

われるまま、彼女が船長を務めるタグボートに

乗り込み、そのままベッドインしてしまう。
理性を取り戻し船から逃げ出すが、新しい音楽

が湧き出し、カトリーナとの出会いにインスパ

イアされた新作オペラは絶賛されるのだが、
夫婦の人生は劇的に変化していく。

レベッカ・ミラー監督。アン・ハサウェイ主演

のコメディに、マズル刑事も口角上がる!

公式サイト・予告編はこちら

 

 

 

 

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今日もおなじみ、昔紹介した

映画の記事を編集ありで再録!
マズル刑事クラシックだ!」

5年くらい前のものっす!

では、お楽しみください!」

 

「いらっしゃい、

マズル刑事、ミケット刑事」

「いらっしゃったっす!」

「ありますよ!サイコスリラー!
しかもアンソニー・ホプキンス」

「おお!いいっすね!

ハンニバル・レクター博士っすね?」

「はい、でも今回の役どころは、

捜査に協力する博士で、

犯人を追い詰めていく方です」

「へ~」

「予知のような特殊能力を持っていて、
人物や物に触れたら、その行動を
見ることができるんですよ。
犯人を追い詰めていく過程で、
犯人も自分を上回る位の、
同じ能力を持っていることに

気づくんです」

「面白そうやん!」

「マズル刑事も、その能力を持ったら
捜査がラクになりますね。
ちょっと想像してみてください」

「触ると行動が見えるんだね?
どれどれ、ちょっとミケットで…」

またアンパン食べてる!!」

 

「またサボってる!!!」

 

 

「サボりながら、

アンパン食べてる!!!!」

 

「大丈夫ですかマズル刑事?
汗がすごいですけど」

「なんなんすか?」

「はっきり見えたよ!!
お前の未来が!!」

 

「見えるわけないっす笑」

 

「あ、俺、明日午前に

立ち寄りで商店街で

聞き込み捜査に行くっす」

 

「え?」

 

「お前のスマホを貸せ!!ほら!

新しいパン屋の検索がトップにある!

あんパン買ってサボる気だな!」

 

「予知能力ハンパないっす」

...................マズル刑事のオススメ映画....................

「ブレイン・ゲーム」


FBI捜査官ジョーとその若き相棒キャサリンは

連続殺人事件の捜査に行き詰まり、ジョーの元

同僚の引退したアナリストで医師であるジョン

クランシー博士に助けを求める。ジョンは娘を

病気で亡くしたことをきっかけに、世間から

閉じこもり隠遁生活を送っていた。自己紹介し

差し出されたキャサリンの握手を拒むジョン。

実は彼は触れた人や物から、その人物の行動を

見ることができる特殊能力の持ち主だった。この
事件に興味を抱き、捜査に協力をすることにした

ジョン。だが、並外れた予知能力の持ち主である

博士は、事件の容疑者が自分と同じ能力を持ち、

しかもその実力は自分を上回ることに気づくの

だが…。アンソニー・ホプキンス、

コリン・ファレル出演のサイコスリラーに、

マズル刑事も背中ゾク!


「ブレイン・ゲーム」の予告編はこちら

 

スタッフ君の一言メモ!

聞いた話ですが、この映画は当初

ブラッド・ピット主演の「セブン」の続編として

執筆された脚本が元になっているようです。

原題の「Solace」は、慰めとかの意味。

アンソニー・ホプキンスは製作総指揮にも

名を連ねています。

 

 

 

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「マズル刑事、呪われた一家と言われる
プロレスラー、フォン・エリック家の

ドラマっすね」

「レスラーとして有名な父親、鉄の爪
フリッツ・フォン・エリックは、
自分が巻けなかった

ベビー級世界王者のベルト奪取、
兄弟を世界チャンピオンにすることを

目標に掲げ、子供達を

レスラーとして厳しく育てる」

「1979年にNWAテキサス州
ヘビー級チャンピオンになる次男のケビン。
しかしフリッツはケビンを祝うより先に
これはまだ、はじめの一歩に

すぎないと言い放つっす!
最強のプロレスファミリーとして
トップに君臨しようとするんすね」

「三男のデビッドもデビューが決まって、
大学生でオリンピック陸上選手だった
四男ケリーも、アメリカがモスクワ五輪を
ボイコットして、行き場が無くなり
プロレスデビューすることになる」

「チャンピオンになったケビンっすけど、
世間は華やかなデビットとケリーに注目。
父もケビンをないがしろにして、
嫉妬にさいなまれながらも、
ケビンは弟達を支えていく」

「父の期待が兄弟達に向く中
健気に弟達を支え続けるケビンの支えは
のちに妻となるパムだけだったんだな」

「そんな中、三男デビッドが
念願の世界ヘビー級タイトルマッチの直前に
巡業先の日本のホテルで急死!」

「でも、父親は悲しむことも許さず
デビッドの追悼興行の話を始めるっす!」

「デビッドの追悼興行の
ヘビー級タイトルマッチ。
普通ならテキサス州ヘビー級チャンピオンの
ケビンが選ばれるところ、フリッツは
コインを投げて決めさせ
選ばれた四男ケリーは勝利し、
ついにフォン・エリック家から
世界ヘビー級王者が誕生!」

「でも、栄光の頂点に立ったケリーは
バイク事故に遭い、片足を失うっす!
この頃から呪われた一家と

言われ始めるんすね」

「ミュージシャンを目指していた

五男のマイクも、ケリーの事故により、

レスラーを目指さざるを得なくなる。
しかし試合中のケガの後遺症とプレッシャーで
衝動的に命を断ち、義足を装着して
プロレス界に復帰したケリーも、
鎮痛剤の多用による

中毒症状に悩み、拳銃自殺」

「唯一生き残ったのはケビン一人。
実は映画には出てこない
六男のクリスもピストル自殺してるし
長男も若い時に死んでるんすね」

「ケビンを演じる、ザック・エフロンが
素晴らしいな、体の仕上がりといい
レスリングテクニックといい
抑圧された内面の表現といい」

「父親が兄弟達に植え付けた価値観の
マッチョイズムこそが、フォン・エリック家の
呪いの正体で、父エリックの得意技

アイアンクローのように、
息子たちの頭にギリギリと食い込んで
締め付けてたんすねえ…」

「強くあらねばならなかったケビンが、
最後には弱さを肯定し解放されるラストは
ささやかな希望が見えて素敵だよねえ」

「不幸のミルフィーユの上に
そっと載せられたささやかな甘さ!
この映画をじっくり味わって欲しいっす」

「ケーキを食べる流れに
持って行こうとしてるな?」

「なんでわかるんすか!」

...................マズル刑事のオススメ映画....................
「アイアンクロー」
1980年初頭プロレス界に歴史を刻んだ鉄の爪・

フォン・エリック家。父フリッツは元AWA世界

ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の

次男ケビン、三男デビッド、四男ケリー、五男

マイクら兄弟は、父の教えに従いレスラーとして

デビュー、プロレス界の頂点を目指す。しかし、

デビッドが日本での巡業中に急死する。さらに
フォン・エリック家はここから悲劇に見舞われ

る。すでに幼い頃に長男ジャックJr.を亡くして

おり、いつしか呪われた一家と呼ばれるように

なる。その真実と、ケビンの数奇な運命とは。
プロレスファミリーの悲劇のドラマに、

マズル刑事も背中ゾク!

予告編・公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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「はーい!今日ご紹介する映画は、

2004年に韓国で起きた

「密陽女子中学生集団性暴行事件」を

題材した映画「ハン・ゴンジュ17歳の涙」

です。とても重い映画です。

そういえば30年近く前、日本で起きた

コンクリート詰殺人事件の犯人の後日談で、

犯人の1人が51歳で孤独死して、

それもトイレのタンクに首か頭が挟まって

死んでいたという、まるでデスノートの

映画みたいな人生最後の姿が報道されてました。

日本も韓国も悲惨な性被害事件はあるけど

映画化することで被害者は何も悪くなくても

こんなに酷い結末が待ってるってことを

世の中に訴えて今からの社会は

こうではいけないと

皆の心に刻む、、、被害者が逃げなくてもいい

世の中を作らなきゃとの思いから

生まれた映画なのかな?と

思います。だってそう思わなきゃやってられないし」

「あ!今日はふざけれる場合じゃないから

あの2人は置いてきたわ。

たまが思う存分吐きます!!」

「まずタイトルにあるように17歳の

ハン・ゴンジュは普通の高校生。口下手風では

あるけれど仲良しの友達もいて貧しい暮らしを

バイトで繋ぎながら生きていたの。両親は

離婚してて父さんと2人暮らし。お母さんは

出ていってすでに別の家庭を持っているから

彼女は多分寂しい気持ちを抱えながら

生きていたと思うのね。いろんな解説を

ネットで見たらこの事件をきっかけに

家族が崩壊したって書いてあるけど

映画ではこの事件が起きた時、母親は

すでに家にはいない設定になってたけど、、

どうなの?」

「映画では、彼女が性被害事件に巻き込まれて

学校にいられなくなり転校させられるシーンから

始まります。冒頭シーンで彼女は

騒ぎ立てることも

なく、反抗することもなく、ただ静かに、無口な

少女として登場するの。」

「彼女が連れてこられたのは、前校の男子教師の

実家。彼も校長になんとか

世話をしろと言われて、

仕方なしに、自分の実家に連れてくるの。

この母親がまたアバズレ風味なのです。

この先生はハン・ゴンジュ彼女の味方なのか

自分の保身で彼女の世話をしてるのか

よくわからないけど、とにかく敵ではない」

「今日はね、映画の紹介っていうより

私の怒りの場になちゃうから、

もう結論から言っちゃうと、

ネタバレしますからよろしくです。」

「彼女は親友と一緒に行動して性被害に遭い、

性被害に合ったもう1人の女子は自殺してます。

こっちは妊娠してたから自殺ってことに

なってるけど主人公が性被害に合う時、

そばにいたのが、この友達で二人は親友。

いろんな意味で苦しかったと思う。

でも待って!このあたりが

よくわからないの。ある男の子がいて

男子生徒たちにいじめられてて、、

それでたくさんの男子たちが自分の家に

親友と一緒に来たような感じかな。

なぜわかりにくいかというとこの映画

時系列に並んでなくて過去に戻ったり

また現在に来たりする。わかりにくい。

とにかく親友は自殺、1人残された彼女。

自殺した娘の親が訴える。学校は事件を把握、

残った彼女を遠い地方の学校へ編入させます。

その段取りを担任?担任かどうか忘れたけど

自分の実家に連れてきて

母親に世話をしろって頼むの。」

「この母親がとんでもないあばずれ風の

おばさんだけど、私はね、思うの。おばさんは

唯一彼女の味方だったような気がする。

彼女とおばさんの心が通じてる気がした。」

「彼女には家を出て行った本当の母親がいて、

色々苦しい時に母親を訪ねるけど、、

この母親は男と一緒にいて新しい家庭がある。

もう娘はただのウザい存在。

もう来ないでね、みたいな扱いをされる」

「ここにもイライラですよ。

母親なんだから娘が苦しい時は

寄り添うでしょ!?って思う私は親に

愛を受けて育ったからでしょうか?

大人になってから気づいたこと、

どこの家の母親もご飯を毎日毎日

作ってくれるわけじゃないってこと。

どこの家の母親でも子供を愛して

大事にしてくれるわけじゃないってこと。

私はたまたま毎日ご飯をつくてもらって

親にテストが70点でも褒められ、

40点でも問題が悪いと一緒に笑い、

教科書に漫画を書いても絵が上手いと

褒められ、寂しいとか1度も思わずに

育っただけってことよ」

「世の中にはご飯を作らない親もいるし、

娘より自分の新しい男との

生活が一番大事な母親がいるし、

娘より目先のお金が大事な父親がいる

ってだんだんわかってきたのよね。」

「映画に戻ると、事件の後、新しい学校で、

彼女はクラスメイトと壁を作って過ごします。

でも映画ではおせっかいの

女子が登場して彼女と仲良くなろうとする。

その女子はコーラス部で

こっそり聞いた彼女の歌声に惚れて

仲間に彼女を紹介て取り込もうとする。

主人公は最初は心を閉ざしていたけど

だんだん、馴染んで心を開いてくる。

仲間が歌が上手い彼女を動画に撮って

歌手にさせようとしたり、

彼女たちにすれば良かれと思って

したことだけど、やがてその動画は

彼女の過去を晒すことになってしまう」

「動画の拡散により彼女の居場所は

世間にバレて「示談書を書いてほしい」と

加害者の親たちが学校に押し寄せたの。

手を差し伸べたコーラス部の子たちも

彼女 の性被害の過去を知り離れてゆく。

コーラス部の女子高生達は

普通の映画なら、彼女を守るはずなのに

この映画では彼女を切り捨てた。

これは多分監督の考えだと思うけど、

この物語の救いはどこにあるのか?

私はわからないままでした。」

「まさにネタバレだけど、

ラストシーン、絶望した彼女は橋の上から

飛び降りて死を選ぶんですよ。

死ぬ前にコーラス部の女子に電話を

かける。でも彼女と仲良くなりたがった

女子は電話に出ない。大勢の男たちから

性被害にあった彼女を無視するの。

映画は橋から身を投げる彼女の姿が見え

そこで終わり。このラストには唖然です」

「加害者の生徒たちはもちろん

彼女に示談書を書いて訴えを下せという親。

お金に目が眩んでネタを売った彼女の父親。

自分が男と暮らすことだけ考える母親。

なんとか穏便に済ませようとする学校。

自分の出世しか考えない前の学校の担任。

新しい学校で友達顔したのに

いざ事件を知ったら彼女から手を引いた友達。

全員なんなんですか!?こんな奴らには

もう、デスノートしかないですよ。

こんなのもう、漫画に出てくる

復習屋に頼むしかない。」

「この映画に新しいラストをつけるなら

川に飛び込んだ瞬間に、例えば、

「コンクリートユートピア」の映画が

はじまればどうですかね。

世界が崩壊してしまう。」

 

「クズの加害者もクズの加害者の親も

学校関係者も誰も彼も鬼畜どもは全員死んで、

しかし彼女は生き残る。世界が滅びるから

ネットに上がった性被害の動画も何もかも

消えて、全て一から復興が始まる。

それがいいわ。そうしてください、、、

この映画のラストをコンクリートユートピアの

映画の始まりと繋げてほしい。」

「それか、鬼畜は必ず地獄に落ちる

システムにならないものでしょうか?

誰も見ていなくてもお天道様が見ている、

私が子供の頃は親がそう言ったものです。

バカリズムあたりがなんか脚本書けないの?」

「そうそう、この映画の題材になった

女子中学生の集団性被害事件は、

別の視点から全く別の映画にもなってます。

「ポエトリーアグネスの詩」という映画です。

まだ予告編しか見てないけど

これは加害者の家族が主人公。

自分の孫が、集団性被害の加害者の

1人と知った祖母が主人公なのです。

「ビー・デビル」という映画も同じ題材で

上がってくるけど、これはちょっと

アレンジしすぎでこの映画とは

離れているから今は見ないけど、

アグネスの方は探して見て見たい。」

「「ハン・ゴンジュ17歳の涙」は、

ロッテルダム国際映画祭最高賞など

数々の映画賞を受賞したって書いてあるけど

ラストを絶望で終わらせてるところが、

悲しいですね。でも見てもらって

社内問題として「絶対してはならない犯罪」を

頭に焼き付けて欲しいかな。予告編はこちら」

私はこの映画3.5マズルかな。

ハラ立つけどね、それでも映画だから。

映画の制作はすごく良くできてて、

俳優たちもうますぎた。主人公を演じた

イ・スジンは、脱力感のある演技が

最高に上手かった。それと無理に映画らしく

偽善的に作らずリアルを求めてるとこも

それはそれで評価したい。でもねえ

ああ、、来週は明るい映画を

紹介したい!!

そうでもしないと爆発しそう!!

そんなこんなで来週までちゃお!

 

 

 

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