「はーい!リンゴ酢に加えて、青汁もはじめた
たまです。バレエは週に1回だけど、超初心者クラスは
ほぼストレッチ!でもね、鏡に映るドタバタ自分が
本当に嫌でなんとか白鳥になるまで頑張るわ!
夢だけど私がいつか白鳥のようなスタイルになれば
当然スタイル重視な服も着ちゃう予定!」
「女性も男性もスタイルが良ければ
多少露出のある服を着てさらに意識を
高めようって思うのはいいことで、
最近、女性が露出の多い服を着たから
胸を触られたんだって屁理屈に怒り爆発!
今日ご紹介の映画は、性犯罪の
腹ただしい事件が起きてるけど、歌手の胸を
触った奴を含め性犯罪を軽く考えすぎな
世の中に物申した復讐劇「名もなき復讐」です!」
「言いたいことがあるから
ネタバレします、今日!」
「たまさん、すでに怒ってますね!」
「そうよ!誰の理論か知らないけど
性犯罪の被害者の女性が悪いことなんか
1ミリもないわ!この映画もね、最初
帰宅途中に3人の暴漢に襲われた女性が、
警察に行くんだけどアホの刑事が
ちゃんと相手をしてくれないのよ!」
「ええ」
「まず、そこですよね!
性被害の被害者はちゃんと環境整えて
安全を守ってあげて、できれば
同性の警察官が対応しないと、、、」
「マズル刑事!さすがね、そこよ!
やはり傷ついた被害者女性の前には
同性の警察官、女医さんが寄り添わないと!」
「ストーリーをお願いします!」
「そうね、行くわよ!主人公の女性ジウンは、
まず大変なトラウマがあるの。交通事故で両親を
亡くし、自身も事故の後遺症で言語障害に
なったのよ。だからうまく話せないの。」
「ええ!いきなりひどい目に」
「元はね射撃競技の代表候補選手だったのよ。
すごい選手なの。でも親も死んだし射撃の道も
断たれ工場で働きながら、無気力な毎日を
送っていたのよね、、、これね、いつの時代を
描いてるのかわからないけど、もう
あゝ野麦峠の世界よ。彼女は事故の後遺症で
言語にも障害が、、うまく喋れないの。
ここしか働く場がないみたいな空気で
偉そうな工場長が、正社員に推薦するからと
パワハラで、一緒に働く学生時代からの
友達の体をもとめてくるし、その友達は
暴力を振るう彼氏にひどいことを
されまくり、、」
「パワハラ上司は意外と身近にいるものっす」
「おい!」
「そんな彼女が、ある日夜道で
男たち3人に襲われたの。ボロボロにされて
住民カードも取られて、、、でも、
彼女はそんな体をひきずって警察に。
えらいわ。えらいのよ。でも、さっきも
言ったけど、対応した警官が最悪で
彼女の話も適当に聞いて家に帰してしまう」
「彼女は住民カードも取られてるのに
家に帰しちゃったから、
なんと彼女のアパートに、
さっきの3人組の一人がやってきて
また彼女を襲う!」
「クズ中のクズ!」
「そうよクズ中のクズで生きてる価値なし!
って思ってたら、夢中でもがいて
男の頭を殴って気絶させたの。
よし!って思ったけど、また蘇って
襲ってきたから、その辺の棒で男の首を
刺したら男は死んじゃった。
まあ死んで当然の奴だけど」
「おお!でも正当防衛っすよね」
「そうなんだけど、殺しちゃったら
彼女も動揺するし、いくら正当防衛を
叫んでも、世の中って、ミニ穿いてるから
触られて当然みたいな意見のおっさんから、
いくら襲われても殺人まではあかんよ!
みたいなおっさんまで、彼女を
守りたくない下衆野郎が存在するからね。
彼女も困って、こりゃ死体を隠さなきゃって
ことで、バラバラにします。まあバラバラに
されても、ゲスの犯罪者だから、
顔も覚えてないちょい役。語りたい俳優が
出てくるわけもなく、
この辺りは足早に行くわ」
「ええ!」
「冷蔵庫にビニールに個別に包んだ
バラバラを入れて蓋をするんだけど
蓋を閉めても1個くらい、コロンと
転げてきちゃう!こりゃどこかに
捨てに行かないとって思うのよ。」
「やばい」
「でも、復讐的には3人の男のうち
一人は今バラバラにしてここにあるけど
あとの2人もなんとかしなきゃってことで
復讐に乗り出します。
「でも彼女はひ弱な存在じゃないですか」
「ミケット、忘れたの?
最初に説明しました。彼女は元、、、?」
「もともとは、幸せに暮らしていました?」
「違うわよ!元射撃の選手じゃない!」
「あ!」
「射撃の天才なんだから
撃つわよ!犯人を」
「今、漫画とかで多いのが、
浮気された奥さんが復讐劇をするって
内容で、すげーのがあるんだけど、
拳銃で打つからね。すごい選手だから
狙って同じ場所に拳銃を打ち込めるのよ」
「すごい」
「でも、この拳銃使いがうますぎて
逆に彼女だってバレてしまうんだけどね」
「なんだかたまさん、すっかり
オチまで喋ってませんか?」
(無視して)
「この映画の主役はシン・ヒョンビン!ドラマでは
医者役とかで人気になったらしいけど、
あの、あの『コンフィデンシャル/共助』では
ヒョンビンの嫁役ですからね。全然記憶がないけど。
名前がヒョンビンで、役がヒョンビンの嫁役って
なんか笑える、、」
「ああ、、」(全然面白くない)
「で、で、あの有名映画「藁にもすがる獣たち」
にも出てたのよ。みんな覚えてないかな、、
飲み屋で働いてる役で、客でやってきた
私の大好きなチョンガラムくんと恋に落ちて
夫を殺してしまう役、この時の保険金から
あの映画がスタートの重要な役よ」
「ああ、、」(全然憶えてない)
「とにかく、まあ、役によって
化けるカメレオン女優よね。。。
この映画では始終、ひどい目にあって
かわいそうすぎるのよおおおお!
とにかく世の中が悪いわ!なんとかしてほしい!」
「お前、このままでは肉がやばいぞ。
たまさん、女性を守る運動とかの話に
なっていきそうだ、、」
「なんとかするっす!」
「あ、『コンフィデンシャル/共助』って
続編がもうすぐ公開っすよね」
「お!ミケットすごい!」
「俺、見たくて見たくて
うずうずっす!」
「私もよおおお」
「あははは」
「ああん、見る前に復習しとかなきゃ!
お肉を食べながら、、、」
「復讐じゃなくて、復習っすね!
お肉を食べながら、、、」
「お前、うまいことやったな、秒速で調べたな」
「マズル刑事。俺も暇で仕事中うまいものを
毎日スマホ検索してないっす!指の訓練っす!」
「さあて、皆さんとはこの辺で。
この映画ね、しゃべりまくってますが
最後のオチは話してません。
女警官が、クソ男たちを憎んでるっていう
もう一つの物語もあって、
主人公の女性に起こった事件を
他人事とは思えないの。
でもね、この女警官だけじゃない、
私でも、他人事とは思えません!
世の中にはクズ男がいるんですよ。
痴漢とか簡単に考えてる奴が。
見終わってスカッとしないし、
イライラだけど、問題定義って点では
まあ見て、もっと性犯罪に
厳しすぎる世界にしなきゃと思うはずです。

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