ある日、居酒屋から通報があった。
酔った客が暴れていると。
マズル刑事とミケット刑事は
駆けつける。
「あーあ、ダメだよ
暴れて店のもの壊しちゃ」
「酔っ払いすぎっす」
「うるさーい！」
「俺は地球を侵略しに
やってきた宇宙人なんだよ！
店が壊れたからなんだってんだ！」
「お前らの世界の概念も壊してやるよ！」
「はいはい、今日は
留置署に泊まってもらうからな」
「ええ！ちょっ！待ってって」
「早く行くっす、宇宙人さん」
「イヤ、、だからさ、、
俺は宇宙人だって、、」
その日は、酒が抜けるまで、
調書が取れないので、
朝まで留置所に入れられた自称宇宙人。
「しかし馬鹿だよな、、
宇宙人って言ったら、
暴れても許されると？」
「本当の宇宙人なら、
もっとオーラがあるっすよ、、、
オーラとか、
カッスカスじゃないっすか、あいつ」
（その頃留置所では、、）
「くそー、地球は手強いな、、、」
（カッツカスだけど、本物やん！）
留置場に入れられたのが
本当の宇宙人だと
知らないマズル刑事は
ご機嫌でビデオ屋に、、
「今日はさ、捕まえた犯人が
自分は宇宙人と言い張ってさ、、笑」
「あるよ、、」
「え？」
「普通の平和な日常に
突然現れてしまう宇宙人の映画、、、」
「え？」
（ヒソヒソ話）
「これ見たら今日、捕まえた犯人も
本当の宇宙人かもしれないって
思い始めるかも、、」
「そんな馬鹿な、、」
スタッフがオススメしてくれた映画は
平凡な日常に宇宙人という変な
内容と思いきや、最後は
切なさに胸がキューンのマズル刑事だった。
「まあ、、でも
現実味はないな、、宇宙人なんて」
とつぶやきながら、留置場に
残した自称宇宙人のことは
すっTかり忘れていた。
その頃留置署では、、
「腹減ったよな、、
あんパン食べたい、、」
「早く出たいよな、、
取調べとかされたら、
秒でなんでもペラペラ話そうっと。
苦しいのとか、痛いのとか嫌、、、」
（どっかできたことのあるセリフ。
ユトリーナ世代の宇宙人だった）
.............マズル刑事のオススメ映画..............
「散歩する侵略者」
数日間の行方不明の後、不仲だった夫が
まるで別人のようになって帰ってきた。
急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う
加瀬鳴海。夫・真治は会社を辞め、
毎日散歩に出かけていく。一体何をして
いるのか？その頃、町では一家惨殺事件が
発生し、奇妙な現象が頻発する。
ジャーナリストの桜井は取材中、天野
いう謎の若者に出会い、二人は事件の鍵を
握る女子高校生・立花あきらの行方を
探し始める。やがて町は静かに
不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ
方向へと動く。「地球を侵略しに来た」
真治から衝撃の告白を受ける鳴海。当たり前の
日常は、ある日突然終わりを告げる。
長澤まさみ、松田龍平、長谷川博巳出演、
黒沢清監督が、劇団イキウメの舞台を
映画化。当たり前の日常に突然起こる、
切ない愛の物語に、マズル刑事も背中ゾク！
その他のちょっと前の映画はこちら！
ナイトクローラー
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500日のサマー
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素晴らしきかな人生
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アイ・イン・ザ・スカイ/世界1安全な戦争
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ジャック・リーチャーNEVER GO BACK
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