仕事が早く片付いたので、
新作映画を観に行くことにした。
ミケットが行きたいというので
おごってやることに、、、
「ハーフアンドハーフ買ってきたっす!」
「おお!わかってきたな!」
今日の映画は、今年のアカデミー賞で
作曲賞、美術賞、作品賞、監督賞を取った
シェイプ・オブ・ウォーター
見終わってお互い目配せ、、
無言でちかくのカフェに、、
語りたいことがある時は、
すぐに映画館を離れてカフェ!
ついつい声が大きくなって
映画館のフロアで、
オチを話してしまったら、
大変だ。
「思ったより面白かったな」
「面白かったっす!」
ミケットは新作の飲み物を注文。
新作大好き、、
「これこれっす!」
アールグレイティー
クリームフラペチーノ」
「時間かかる飲み物はやめとけ、、
ラテ2つ!」
「イヤっす!!!
ホイップの上にアールグレイ茶葉!!」
「ラテ2つだ!」
「むうう、、」
「、、、、小さなことで
すぐムッとするな!」
「この後、飯も食うだろ、
そんな生クリーム食べたら
食べられないだろ、、」
「ご飯もおごりっすか?」
「ああ、、給料出たし、、」
「うふふっす!」
すぐにムッとして、すぐに
ご機嫌がなおり、、
本当にもう、、、
さて、椅子に座って映画談義が始まる。
「意外とオトナな
愛の映画だったっすね。」
「そうだな。ユーモアもあったし、、、
人間同士で言葉が通じても
愛し合うことには困難があるけど、
種を超えた愛の形がある、、、
「砂漠の女王」の映画が
引用されてるのも面白いな。
あれも、女王が捕らえられた
男を救出する話だ。」
「そうなんすか?
詳しいっすね、、」
「お!乗ってきたな、、」
「詳しく話してやろうか、
砂漠の女王では、、男がな、、」
「ねえねえ(人の話を聞いてない)
マズル刑事は、ボクが半魚人でも
カワイイ後輩として愛してくれるっすか?」
「え!?」(唐突、、)
「俺の砂漠の女王の話はスルーか!」
「あ~、でも、パソコンのキーボードは
水で濡れて壊れるっすよね」
「、、、、おい、、おい、、
ミケット、映画談義だぞ、、」
「あー、スマホは防水だから
大丈夫っすね!」
「俺の話を聞いてない、、」
(仕方ない、、この話に乗ってやるか)
「伝票もベタベタで、
たまさんは絶対おこるよな。」
「そうっすね~。
ベッタベタですよね、、
でも俺は悪気はないんっすよね」
「でも、たまさん怒るよ、、」
「でも、大丈夫。
俺は見かけや欠点で
判断しないから!」
「ええ?絶対嘘っす!
目が泳いでるっす!」
「それは泳ぐだろ、、」
「半魚人だけにな!」
(決まった!)
「さ!そんな親父ギャグより
映画談義っす!
思ったよりずっと
大人の映画だったっすよねー」
「え?」
「お前の話に乗ってやったのに!」
(あああああ、イライラする)
そのあと、海つながりで
寿司が食べたいと言い出し
盛り合わせじゃなくて、
アラカルトで注文するし、、、
「えーとね、ウニ、大トロ、イクラ」
「あんな映画見たあとで、
よく魚が食えるな、、」
(猫同士なのに通じ合えない)
(ここでも映画談義は続く)
「しかし、
映像にはアート的な要素もあるし、
あの半魚人は、人間ではないけど
美形だったよな」
「たまさんも絶対、恋するタイプっす!」
「今公開中だから、
寿司屋でネタバレ話はできないけど
アメリカのショー的要素も
入ってるし、あれには驚かされたな」
「あ!ウニと中トロ!
マズル刑事、、寿司屋だけに
ネタバレ、、プププッすね
「んん!!映画の主人公が
分かり合えない人間同士より、
半魚人に恋する気持ちがわかる!」
(はらたつ!)
帰り道でも歩きながらまた
映画談義、、
「この映画、
ラストの後は、
どうなったんだろう、、」
「なんか、はっきり、
完!っていう
空気じゃなかったっすよね」
「余韻だな、、」
「余韻っす!」
この映画は、時代背景が1962年で、
まだ人間同士すら
差別発言などが目立つ中で、
半魚人に恋をする主人公の
女性が、言葉以外で
気持ちを通じ合わせる姿に
ジーンとなったマズル刑事。
この日は、家に帰り
明かりを暗めにして
ぼんやりしてみた。
映画の色調も、なんとなく海色で
爆笑もハラハラもドキドキもないが、
心に残る映画だったなと
しみじみ、、他の映画をストックから
見ようとしたけど、やめた。
余韻を楽しもう、、、
.............マズル刑事のオススメ映画..............
「シェイプ・オブ・ウォーター」
1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に
勤めるイライザは、秘かに運び込まれた
不思議な生きものを見てしまう。アマゾンの
奥地で神のように崇められていたという
「彼」の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に
心を奪われたイライザは、周囲の目を
盗んで会いに行くようになる。子供の頃の
トラウマで声が出せないイライザだったが、
「彼」とのコミュニケーションに言葉は
必要なかった。音楽とダンスに手話、
そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、
イライザは「彼」が間もなく国家の威信を
かけた実験の犠牲になると知るのだが…。
ファンタジー・ロマンスに、
マズル刑事もハートじ~ん。
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「グレーテスト・ショーマン」
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