#012【スイスの学校は「置き勉」しても、いいんです】 | スイス情報.com

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◆スイス在住ママの独り言 #012◆


毎週日曜日に配信する、

ブログスタッフによる独り言。


今週は、

スイス北東部からお届けいたしますビックリマーク

こんにちはビックリマークブログ担当のナツです。

 

もうすぐ夏休みですね。

 

スイスでは、8月の夏休み明けに

新学年を迎えるため、

 

6月から7月初旬に掛けては、

卒業シーズンやらイベントで大忙し。

 

また新しい学年を迎えるにあたり、

新しい教科書を見るのが

待ち遠しいところですが、

 

現在スイスの公立小学校に通うわが子は、

ほとんど教科書を自宅へ

持ち帰りません。

聞いてみると、

 

スイスでは「置き勉」が普通で、

 

教科書は基本的に、

自宅へ持ち帰らないのだとか。

しかも、

 

1冊の教科書を何年にも渡って、

学校の先輩や後輩たちとシェアするため、

 

汚れないよう、

包み紙等で丁寧にカバーをするのだそうです。

宿題はプリント用紙がほとんどで、

また午後に授業がある場合には

(スイスには給食がないため、

一度自宅に帰って昼食をいただいてから、また登校します)

 

ランドセルを学校に置いていくことも、OK。

 

「いらないでしょにやりDASH!

 

と身ひとつで学校に行くことも、

しばしばです。

 

また、

住まいが学校から遠方かどうかに関わらず、

自転車やキックボードでの登下校は

自由ですので、

 

たった徒歩5分の道のりを、

「楽だからパー」という理由で、

 

自転車で数十秒で走り抜けていく

子ども達もいます。


日本では、

置き勉禁止ルールに悲鳴をあげている

子ども達が多いようですが、

 

スイスの子ども達の、

この身軽さと気軽さ。

 

(ランドセルには、プリント入れと筆箱だけ)

 

ですが、

親として、時折不安もよぎります。

 

というのも、

親が自宅で教科書を目にすることは

ほとんどありませんので、

 

宿題のプリント用紙一枚だけで、

子どもの学校での勉強の様子を

伺い知るしかありません。

いつしか、

「まあ、どうなっているのか、

よくわからないけれども、

なんだか頑張ってね。にやりDASH!

と、ドイツ語が不得意な母は半ば投げやりに。

置き勉のよしあしは別として、

重たい荷物を毎日背負う必要性がないので、

 

この年齢にして、

わが子が「肩こり」にだけはならないことが、

救いでしょうか。

 

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