
三井住友VISA太平洋マスターズでは18番ホールにトラックマンを設置し選手のデータを計測し紹介していましたが、ご覧になった方もいると思います。(日本オープンでも選手が打った後に弾道を青や赤のラインで表示していましたが、あれもトラックマンを使用しています。)
テレビやプロの計測には頻繁に使用されるトラックマンですが、一般にはあまり普及していないようです。現在、一番普及しているのはブリヂストンスポーツのサイエンスアイフィールド(以下SEF)という測定器です。
この2つの計測器ですが計測方法からして違います。トラックマンはレーダー方式でゴルフボールやクラブヘッドを追尾する方式ですが、SEFはインパクト直後のボールを二箇所で写真撮影してデータを算出しています。またSEFのヘッドスピードはインパクト前のクラブのシャフトの速度からヘッドスピードを類推しています。(GC2などボールスピードから逆算している機器もあります)
トラックマンとSEFを同時に使用して、実測も併せて計測した事があります。平坦で無風の条件での計測では飛距離の数値は2つの測定器ともに実測値とほぼ同じ数値を示します。
トラックマンとSEFで最も差が出るのがヘッドスピードの数値です。
トラックマンのヘッドスピードの数値はSEFよりもかなり低く表示されます。
SEFの場合はクラブヘッドが上を通過した場合やアウトサイドインの軌道の場合に、ヘッドスピードが実際よりも速く表示されます。そのためトラックマンと比較して何%違うのか厳密には言えませんが2%~10%程度は違うと思われます。
トラックマンのデータ参考にする際は考慮に入れた方が良いでしょう。