こんにちは、ギター担当の深作です!早速レポいきましょう~!

 

イベントについて

「石橋ミュージックストリート」は、いしばし商店街内と石橋駅前公園に設置された合計3つのステージによる音楽イベントです。

SAOは、公園ステージのトップバッターとして10:30からの演奏(トラブルにより押しまくったので実際は10:50くらいから)。

 

同じ公園ステージではSAOのほかにも阪大NW、そして甲南NP/BMや京大Dark/Willowも演奏され、常に豪華なビッグバンド陣の演奏を聴くことができました。そんな公園ステージのトップバッターとして演奏できるなんて、アツいですね!!!(すっとぼけ&理由は後述)

 

公園ステージ客席後部には、コーヒーや焼き鳥、焼き芋等の屋台の出店もありました。各大学のメンバーも自分の演奏が終わると屋台を回りながら楽しんでくれていましたね。

 

また、他のステージではジャズをはじめアカペラ・クラシックなど、多様な演奏がなされていました。フェス・お祭り的な雰囲気の中で好き勝手に音楽を楽しめる……なんて素晴らしいイベントなんだ!!!!!

 

 

ライブレポ

さて、イベントの紹介はこれくらいにして、本題のライブレポートに入りましょう。

 

1.We Are Confidence Man

 

まちかね祭にて初披露したこの曲もお馴染みとなってきました。

 

ソロもいつもと同様、トランペット坂梨・クラリネット大田・ギター深作の3名!それぞれの楽器の特徴が全面に出ているようなソロを短い尺で回していく、個人的に好物な構成です。

 

自分のソロについてお話させていただくと、実は今回、ソロでは初めてワウというエフェクターを踏んでみました。

 

 

ちなみにこれが(セッティングは全然ちがいますが)本番の足元で、一番右の水玉模様のペダルがワウペダル。踏むと、その名の通りその角度に応じてワウワウと音が変化するエフェクトです。SAOでは、10月辺りまでよく演奏していたファンクナンバー「Critical Mass」にて多用していました。

 

部室で音作りをしていたときにワウで遊んでいたら、近くで練習していたかずしくん(一回生のSAOトランペット)に「かっけえっす!!」と言われたので試しに踏んでみたのですが、ソロでのワウも研究しがいがありそうです。機材の話もいずれじっくりしてみたいな。

 

2.Biscayne Bay

 

ベース大澤の掴みMCと深作によるご挨拶を挟み、お次はこちらもお馴染みBiscayne Bay。ラテンの曲調にクラリネットやチューバの登場などが特徴的なナンバーです。

 

一回生の島尻くんのトロンボーンソロは、メロディアスなフレーズもさることながら力強い音色が迫力満点!もえさんのテナーサックスソロも、個性的なフレーズが聞いていてわくわくしますね!

 

初披露(10/22 JAZZ+)から3回のライブを経て、どんどんカッコよくなってきている気がします。これからのパワーアップもお楽しみに!

 

3.Moonlight Selenade

 

ここで新曲!グレン・ミラー作曲のスタンダードナンバーで多くのカバーもある超有名曲です。曲名は知らなくても聞いたことはある、という方も多いのではないでしょうか。

 

3回生大田のクラリネットによってメロディーの美しさが際立ちます。SAO2022の既出曲には無いタイプの曲ですが、セットリストにこのような曲が入るとメリハリが出て良いですね。

 

4.It Could Happen to You

 

そしてスタンダードナンバー第二弾、初対バン(7/10 甲南BM対バン)ぶりのIt could ~です!

 

初めてのライブ(5/4 いちょう祭)で演奏し、その後毎日練、ステラ、後期の活動と濃厚な4か月を経たSAO2022の進化を感じられるような演奏だったように思います。4か月ぶりに合奏練で「試しに通してみようか~」と演奏したとき、メンバーの成長に感動したことを覚えています。

 

アルトサックス大田理緒(本日3回目のソロ!)とテナーサックス東真志の二人も、安定感のあるソロを聞かせてくれました。

 

5.Skyliner

 

ここでボーカル曲「Skyliner」。レポを書くために過去のレポを読み直していて気が付いたのですが、ステラ後の曲ではこの曲が最古参(初披露は10/15 龍関阪対バン)のよう。だんだん曲調に合った軽やかな演奏ができるようになってきているかな……?

 

ボーカル鈴木の歌い方も、初披露のときとは変わっているように思います。安心して歌ってもらえるようにリズムの安定感をより上げていかなければですね。

 

ソリストは前曲に続きテナーサックス東真志!歌→tutti的に管楽器がじゃーん→サックスソロ→歌の流れが気持ちいいです。

 

6.Birdland

 

最後はお馴染み、ほぼすべてのライブで披露しているバードランド!なんと(数え間違えていなければ)通算8回目の演奏のよう。SAO2022の濃い道のりを感じます。

 

SAO2022では各ライブごとにソリストを変えているこの曲ですが、今回のソリストはトランペット坂梨天音でした。残り2回となってしまったライブですが、これからもバードランドのソロは楽しみです!

 

個人的な反省点としては、エフェクターの操作で演奏に影響が出てしまったことです。さきほどのボードの写真右下、大きく「RAT」と書かれたエフェクターがあるのですが、これは今回のライブからメインの歪みエフェクターとして導入した新人。この辺りの取り扱いに慣れていなかったせいで色々とごたごたしてしまいました。大反省です……。

 

さて、今回はトップバッターなこともありアンコールはナシ(バードランド演奏後にアンコール!とお声いただいたおじ様ごめんなさい!)。

 

残りのライブは定期演奏会とラストライブの二つのみとなりましたが、SAO2022をぜひ最後まで応援よろしくお願いいたします。

 

イベントについて Part2

ライオンのごきげんようのように始まったこの章(通じるのか?)、ここでお話したいのは石橋ミュージックストリート実行委員会についてです。

 

最初に「なんて素晴らしいイベントなんだ!!!」なんてすっとぼけていましたが、実はこのイベントの主催は何を隠そう私、深作でした。

 

正確には、石橋ミューストの主催である石橋ミュージックストリート実行委員会は「石橋商店会」「石橋×阪大」「関ジャズ≪関西学生ジャズ連合≫」の3つの団体によって構成されているのですが、私はこのうちの「関ジャズ」の設立者であり、現在会長という形で活動をさせていただいております。

 

ここでこのお話をしたのは「こんなイベント主催したボクすごいでしょ!!」と言いたかった……わけではもちろんなく、この石橋ミューストを開催するにあたってたくさんの方々の協力をいただいたことをお伝えするためです。人的協力では石橋×阪大や石橋商店街の皆さん、機材協力では京大さんに多くの協力をいただきました。

 

そして何といってもSAOの母体でもある軽音楽部SWINGのメンバーの皆さん。私の我儘に付き合ってもらった形になってしまい、イベント直前~直後は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。しかし石橋ミューストから一週間が経った今、感謝の気持ちの方が大きくなってきています。

 

企画がまだ具体性を持っていなかった時期からイベントを楽しみにしてくれていることを伝えてくれたメンバーや、なんでも協力するよ!と言ってくれたメンバーなど、それら一つ一つがイベントを作る原動力、そしてある種の強制力となってイベントを開催することができました。たくさんの来場者の方々にご来場いただいたことももちろんとても嬉しいのですが、やはりイベントを思い思いに楽しんでくれていたメンバーの皆さんの姿が忘れられません。

 

改めて、皆さん本当にありがとうございました。

 

おわりに

さて、酒でも飲んでいるようなテンションで文章を書いてしまいましたが、少しこれからの話もしたいと思います。

 

まずは石橋ミューストについて。おかげさまで各方面非常に評判が良く、「来年も開催する?」「もしかして毎年の恒例にしちゃう?」的な雰囲気がございます。私が運営から離れた時はどうするのか等不確定なことだらけなのでお約束はできませんが、来年以降開催することがございましたらまた応援のほどよろしくお願いいたします(SWINGをはじめとして各団体の皆様にはご迷惑おかけしないよう尽力いたします……)。

 

そしてSAOとは直接関係がなく恐縮なのですが、関ジャズについてもお話させてください。皆さん何の組織なのかいまいち分かってらっしゃらないと思いますが、要は学バン界隈盛り上げていこうぜ!な組織です。実は現在、来年の神戸ジャズ100周年(#kobejazz100)に向けて様々な企画を進めております。ぜひこちらもお楽しみに!

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

残り少ない時間になってしまいましたが、引き続きSAO2022の応援よろしくお願いいたします!!!