“借金王”安田忠夫が引退マッチ―日本とプロレスよ、さらば | スイミングアイ

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以前はDoblogで書いていましたが、こちらに引っ越ししました。

スポナビより

 “借金王”安田忠夫が17年間のレスラー人生にピリオド。4日、東京・後楽園ホールで開催された「安田忠夫引退記念興行」に集まった1112人(満員)の前で、日本とプロレス界に別れを告げた。

 安田は1963年10月9日、東京都出身の47歳。大相撲の九重部屋に入門し、孝乃富士の名で小結にまで昇進したが、92年に廃業。93年に新日本プロレスに入門し、94年2月に日本武道館での馳浩戦でデビューを飾ると、01年には総合格闘技にも挑戦し、同年末の「INOKI BOM-BA-YE 2001」でジェロム・レ・バンナから大金星を獲得。02年2月にはIWGPヘビー級王座戴冠も果たし、魔界倶楽部などで活躍するが、素行不良などにより05年1月に解雇される。その後、数々の団体を渡り歩くも定着せず、07年10月に自宅アパートにて練炭による自殺未遂をはかるも、元新日本の田山正雄レフェリーに発見されて一命を取りとめ、その後はケンドー・カシンこと石澤常光の実兄が経営する養豚場で1年8カ月に渡り働いていたが、昨年8月に解雇されていた。
 今大会はカシンの知人であるSon-God-Cool代表取締役社長・田崎健太氏が実行委員となり、ZERO1が全面協力。引退後はブラジルに渡り、農園で働きながら現地の子供たちに相撲を教え、有望な力士候補を日本の相撲部屋に送るというプランを実現させるため、資金集めの一環として今回の興行が企画された。

 安田はこの日、3試合に出場。オープニングマッチでは大相撲時代の同門の後輩にあたる第64代横綱である曙と一騎打ちを行った。
 大相撲現役当時は1勝1敗と五分の戦績であったが、この日はプロレスラーとしても大きく成長した曙にまったく歯が立たず。タックルで軽々と吹っ飛ばされ、「どうした、先輩」「かわいがってやるよ」などと挑発された上、ボディープレスに轟沈。大相撲時代は一緒に練習をしたりと数々の思い出があるという曙は、最初で最後のリング上での対決を終え「寂しいの一言」とうつむいた。

 セミファイナルでは新日本の先輩である大谷晋二郎と組んで、高山善廣&鈴木みのる組と対戦。かつては猪木軍として共闘関係にあった強敵コンビに一方的に痛ぶられ、高山のエルボードロップ、みのるの張り手、腕十字固めなどに防戦一方となりながらも、大谷の熱い魂に揺さぶられ、みのるにダブルアームスープレックス、ネックブリーカー、ドロップキックを炸裂。最後はみのるのゴッチ式パイルドライバーに沈んだものの、プロレスラーとしての意地を見せつけた安田に客席からは大きな声援が送られた。

 正真正銘の引退試合となるメーンイベントでは、大相撲出身レスラーの先輩であり、かつてはハッスル・スーパータッグ王座を共に戴冠した天龍源一郎と激突。直前の試合のダメージが残る中、ガウンを着たままの天龍に奇襲攻撃を仕掛けていった安田だが、グーパンチ&逆水平チョップの連打に崩れ落ち、足4の字固めに捕らえられると身動きできず。泣きそうな顔でセコンドに就いていた娘のAYAMIさんがたまらず手にしていたタオルを投入し、まな娘の手によって、安田のプロレスラー人生に終止符が打たれた。

 AYAMIさんからの愛情たっぷりの手紙のプレゼントをもらい、目をうるませた安田は「生まれ変わったつもりでブラジルでは頑張りまので、応援よろしくお願いします」とファンに最後のメッセージを贈ると、10カウントゴングの後でAYAMIさんを肩車。安田が一躍ヒーローとなった10年前のジェロム・レ・バンナ戦の試合後を再現した。
 最後はまな娘に引導を渡される形となった安田だが、「娘がいいと思ったのならそれでいい」と未練はなく、「これで二度と日本のリングには上がらない」とキッパリと完全引退を表明。今後については「相撲協会がなくなったらどうしよう」と激震に揺れる角界を憂慮しつつも、これからブラジルで挑む大相撲の人材育成という新たな人生に向けて決意を固め、日本、プロレス界、そしてギャンブルに別れを告げた。 


 ということで、今現在サムライでニアライブ放送中です。

 安田さんに対して個人的に印象に残っているのは、


 突っ張りで相手をコーナーに詰める
 ↓
 相手を体格のコーナーに振って、ボディスプラッシュ
 ↓
 フラつく相手にダブルアームスープレックス
 ↓
 フォール、も返される。

 の一連のムーブ。

 格闘技挑戦以前の安田さんはタッグマッチでとりあえずこれをやってる印象が強かったです。
 バンナ戦以外

 「試合が面白かったか?」と言えば、個人的には「NO」であり
 「好きなレスラーだったか?」と言えば、これまた個人的には「NO」であるわけですが、出ていると少し気になる、そして魔界倶楽部時代、前述の通り、試合が面白いわけでもないのにパンチやギロチンチョークなどの反則技を交えつつ勝ってしまう安田さんは僕にとっては本当に小憎らしいヒールでした。


 安田さんお疲れ様でした。

 第二の人生に幸あらんことを。