新日本プロレス後楽園大会を観に行ってきました | スイミングアイ

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このブログはプロレスと僕、佐野哲也の体験を含めた格闘技が中心です。
以前はDoblogで書いていましたが、こちらに引っ越ししました。

全試合結果はスポナビ

 新日本プロレス「G1 TAG LEAGUE」が22日、東京・後楽園ホールで開幕。この日は公式戦4試合とスペシャルシングルマッチなどが行われ、1500人を動員した。
「G1タッグリーグ」は12チームがA、B2ブロックに分かれて公式戦を争い、各ブロックの上位2チームが最終戦11.7後楽園大会で決勝トーナメントを行う。

 スペシャルシングルマッチでは現IWGPヘビー級王者の小島聡が内藤哲也とシングル初対決。内藤コールで埋め尽くされたアウェーの空気をモノともせず、内藤の腕攻めに耐え、スターダストプレスをかわして勝機をつかむと、豪快なラリアットで勝利を収めた。
 外敵として古巣へ戻った小島は「G1クライマックス」を制覇すると、10.11両国国技館大会で真壁刀義を倒し、約5年半ぶり2度目のIWGP王座戴冠を達成した。一方、内藤は高橋裕二郎とのタッグ「NO LIMIT」でIWGPタッグ王座などを獲得。近年はシングルプレーヤーとしての評価を高めており、両国大会では元IWGP王者の棚橋に対し真っ向勝負であと一歩というところまで肉薄していた。

 未来のエースを粉砕した小島は、試合後、IWGPベルトを肩にさげ、改めて中邑真輔とのIWGP戦を訴えるも、そこに中邑に両国大会で勝利した後藤洋央紀、前IWGP王者の真壁刀義、両国大会で内藤に勝利後、IWGP王座挑戦を匂わせていた棚橋弘至が次々と現れ、それぞれの方法で小島に挑戦表明。しかし、小島は「これはオレのベルトだ。オレが好きな相手とベルトを懸けて戦うんだ」と、新日本四天王を無視し、それでも中邑にこだわり抜いた。

一方、小島の熱烈ラブコールや他選手のアピール合戦に対し、花道で静観を貫いた中邑は「G1で負けた以外の違う理由を聞いたら、潔くOKしてやってもいい」と、今年のG1公式戦で同じく小島が敗れている永田裕志の名前を出し、小島に「本当の理由」を迫った。
 
 メーンイベントでは棚橋弘至、TAJIRIのタナスマが中邑真輔、ダニエル・ピューダー組に快勝。中邑の執拗なまでのヒザ蹴りや、X-1ほかIGFなどに参戦し、総合格闘家としても活躍するピューダーのテクニックに苦しむ場面もあったものの、TAJIRIがWWEで培った幅の広いレスリングで対抗。TAJIRIが中邑の顔面にグリーンミストを噴射して戦線離脱させる間に、TAJIRIのバズソーキックから棚橋のハイフライフローという連係でピューダーを仕留めた。
 試合後、「IWGPを取り戻すのはオレしかいない」と、うっとおしいぐらいに小島の持つIWGPヘビー級王座挑戦を訴えた棚橋は、「オレの進化が止まんねぇーっ!」と、今リーグ戦でも光より速い進化を続けることをアピールした。

 前IWGPヘビー級王者の真壁刀義は、本間朋晃とのコンビで前IWGPタッグ王者組の永田裕志、井上亘組に快勝。昨年よりも大きく成長した本間が驚異的な粘りによって青義軍の猛攻に耐え抜き、真壁がキングコングニーで井上を仕留めた。
 王座転落後の初戦を勝利で飾った真壁は、「この前までタイトル争いをしていた2人も、オレたちにかかればこんなもの。これが現実だよ」と勝利という結果をタテに高笑いを浮かべた。

 中西学、ストロングマン組は後藤洋央紀、タマ・トンガ組をパワーで圧倒。今年のG1公式戦での一騎打ちを通じて魂を通じ合わせた2人は、中西がトンガをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、そのまま後藤に向かって投げつければ、ストロングマンはトンガを頭上高く抱え上げ、マットに急降下させるパワーボムで粉砕し、「今後何人血祭りにあげるかわからへん」とさらなる快進撃を予告した。

 CHAOSの矢野通、飯塚高史組はCMLLのテリブレ、テハノJr.組に奇襲攻撃を仕掛け、場外戦や凶器攻撃などを繰り出すも、飯塚のアイアンフィンガーフロムヘルを2人にかわされ、2人がかりで後頭部から豪快にマットに叩きつける合体技のTTボムに轟沈した。


 ということで、新日本プロレス後楽園大会に行ってきました。
 また、この大会の模様はバトルニュースでも。

 一番印象に残ってるのは、やはりセミファイナルと試合後の展開。小島さんが内藤さんを下すと、改めて中邑さんを挑発。これを皮切りに中邑さん、後藤さん、棚橋さん、真壁さんが登場する展開。中邑さんは小島さんの持つベルトへの挑戦には興味を示さないものの、他の3人は自分こそが王座挑戦者だ!!
と主張。とりわけ棚橋さんはメイン後のマイクでうっとおしいくらいに主張。

 こういう展開はお話のはじまり=開幕戦らしくて凄くいいとは思うものの、ちょっと引いて考えてみると、今回はタッグリーグのシリーズであって、それをボヤッとさせた形にもなってしまいかねないなあと。タッグリーグの結果よりも、王座挑戦者の方に注目が集めらてしまうお話の展開は少し気になりました。

 で、そのタッグリーグの優勝候補であり、現IWGPタッグ王者チームのバーナード&アンダーソンはTNAのビアマネーインクの敗れる展開。これがタッグリーグの試合だったら、現王者チームが敗れるなんて言うのはよくある話ではあるものの、ビアマネーインクはタッグリーグには参加していないわけですよ。となると、扱いが非常に難しい。王者チームがタッグリーグに優勝してタイトルマッチで再戦という形になればお話的にはすっきりしますが、そうでなければタッグリーグ優勝チーム、タッグ王者チーム、ビアマネーインクと3チームが並び立つという今後どうしていいのか良く分からない状態に。さあて、どうなるんでしょうね。

 で、試合の感想を順々に。

 第1試合

 ライガーさんが白髪だ。そしてファレさんがデカい。本当にデカい。ので、この試合のみならずセコンドについていたあとの試合でも存在感がある、やたらにある。たぶん、他の若手同様にライオンTシャツではなくて青義軍Tシャツであることも一端でしょうね。そして、タックルの迫力が凄い。でも、グラウンドの動きは滑らかではなくライガーさんが動くばかり。試合後、ライガーさんはマスク+ジャージ+黒髪でした。

 第2試合

 これは分かりやすく、ベビーとヒールが分かれた組み合わせ。そしてスピーディーにそれぞれの持ち味が出ました。で、フィニッシュは田口さんが外道さんから外道クラッチ2でピンフォール。外道クラッチ2は入り方が本家と少し違いましたね。乱闘でもローリングソバットを使って、当てたものの、距離を潰されて石井さんに殴られるタイガーマスクさんにちょっと笑った。

 第3試合

 テリブレ&テハノJrはAAAの人ということでそんなに大きくないだろうと思っていたら立派なヘビー級。たぶん、公称体重よりも重く2人とも100kgを超えているんじゃないかなあ、と。そんな2人の連携が冴え渡りました。

 第4試合

 自分にとってはある意味メインイベント。中西さんとストロングマンさんが並ぶだけで笑いが込み上げてくる。そのくらい、見た目にインパクトが、そして行動がユーモラスかつダイナミック。フィニッシュとなった合体パワーボムは豪快すぎる&不安定すぎる。また、タマ・トンガさんはキャラクターが愉快で、相手のパワーを強調するかのような受けが良かった。正直、後藤さんは村正、ダイビングエルボードロップと得意技を出したものの、それほど印象に残らず。

 第5試合

 とにかく、永田さんの動きの良さが目立った。そんな永田さんと激しいエルボーの打ち合いをする本間さんも良かった。真壁さんも、持ち味を発揮していた。そして、井上さんは見せ場はあったものの、どこか弱々しく見えなんとなく途中から「ああ…井上さんが負けるんだな」と思ったらそのとおりに。

 第6試合

 バーナードさんの迫力と両チームの連携が観られました。サムライからTNAが消えてすっかり見なくなったこともありビアマネーインクを見るのは久しぶり。タッグリーグ中でもあったので、最終的にバーナードさんがどっちかからフォール勝ちするんだろうなあとか思っていたら、そうはなりませんでした、と。ビアマネーインクもタッグリーグに出てればよかったのにーとは思うものの、そうもいかないんでしょうね。

 第7試合

 負傷した小島さんの左腕を、多種多様な方法で攻める内藤さんとそれにもめげずにサポーターを自らはがしてエルボーなどで攻める小島さん。後半は雪崩式フランケンシュタイナー、スターダストプレス(外れたけど)、高角度のジャーマンスープレックスと内藤さんは攻め立てたものの、伝家の宝刀ラリアットで小島さん勝利。最終的にまだ元気な相手を一撃で沈めても、小島さんのラリアットなら納得させられるだけの説得力がありました。

 第8試合

 どうにもピューダーさんのバタバタっぷりが目に付く。出した技も少ないものの、スタイル的にはその方がいいんでしょうね。その分、対戦相手のTAJIRIさんと棚橋さんの安定感に安心する。執拗なヘッドロックから最後の畳み掛けまで素敵。中邑さんは膝蹴り同様にミドルキックも痛そうなものの、すごく力を抜いて蹴ってるんだなーってフォームなので、そこが気になりました。誰しもが永田さんみたいに全力風に蹴ってもアレですが。

 以上です。特に場外乱闘に巻き込まれることもなく、楽しく観戦を終えました。