Girl'S-CUPを観に行ってきました | スイミングアイ

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このブログはプロレスと僕、佐野哲也の体験を含めた格闘技が中心です。
以前はDoblogで書いていましたが、こちらに引っ越ししました。

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 シュートボクシング(SB)の「Girls S-cup 2010」が29日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で開催された。

 昨年も同じく8月に行われた第1回ツヨカワの祭典は、当時18歳のRENAが制覇。その後も連勝を続けジョシカクを代表する選手の一人となったRENAは、SB女子エースとしての自覚から、優勝そして連覇を宣言して大会へ臨んだ。

 RENAは1回戦、立ち技と総合をまたにかかけて活躍したかつてのジョシカク第一人者・渡辺久江といきなり激突。
 試合前から激しく対抗意識を燃やしていた両者だが、探り合いの1Rを終えると、2RにRENAが前蹴りから速攻。ボディへのヒザをつなぐと渡辺の体をくの字にさせダウンを奪う。
 立ち上がった渡辺だがクリーンヒットしたヒザのダメージは深く、RENAが再びヒザを送ると崩れ落ち、2ダウン制のトーナメントルールによりTKO負けを喫した。

 準決勝の相手はホイス・グレイシーのまな弟子であり、キックボクシングの世界タイトルも持つケイト・マルチネス。1回戦でムエタイのサーサ・ソーアリーに長いリーチから再三ストレートをたたき込み、最後はチョークスリーパーで降した強敵だ。
 しかしこの難敵に対し、RENAはスピードある踏み込みでどんどん懐へ入り、カウンターのタイミングを取らせない。
 これによりケイトのリズムを崩すのに成功すると、2Rには右ストレートを当てダウンを奪取。シュートポイントこそ得られなかったが投げを決める場面も見せ、かつてはリーチに勝る相手に苦戦した経験もあったRENAが、成長を示し勝利した(判定3-0)。

 決勝の相手はわずか1年ほどのキャリアながら、昨年の準優勝者V一(ヴィーはじめ)を降して上がってきた高橋藍。SB本部のシーザージムに所属する高橋とRENA、Girls S-cup決勝は、くしくもシュートボクサー同士の対戦となった。
 ジャブ、前蹴りから回転の速い連打をつなぎ、懐へ入っていくRENAだが、組み合いとなると高橋は首相撲からのヒザ。そしてRENAの連打にも、長身からのストレートを中心としたパンチを返し一歩も引かない。
 両者気迫が目に見えるかの一戦は2分3Rの本戦では決着がつかず、2分間の延長、そしてさらに再延長戦にまで突入する。
 ここまで甲乙つけ難い両者だったが、再延長RではRENAが先手の攻めを心掛け、圧力でも勝って高橋を押していく。結果、ジャッジは3者ともRENAを支持して優勝が決定。

 試合後のマイクでは大きなプレッシャーがあったことを吐露して涙したRENAだが、男子でもアンディ・サワーしか成功していないS-cup連覇を成し遂げた。
「私が女子格闘技を引っ張っていきます!」と力強く宣言したRENAは、SB協会シーザー武志会長に現在停止状態のSBレディースのベルト復活をリクエスト。シーザー会長も前向きな姿勢を見せており、今後の展開が注目される。

 なお大会ではその他、今春引退した風香がエキシビションで一夜限りの復活を果たして高橋奈苗と激闘を繰り広げ、ジュエルスの“女王様”HIROKOも総合マッチで一本勝ちして花を添えた。


さて、内容はツイッターにカタカタ打ちつつ楽しく観ていました。

今回、縁あって初めてプロの女子格闘技を観に行ったわけですが、ナメてました。
今回の大会が特別かもしれませんが、素直に男子の大会と遜色なく面白かったです。

男子のトップ所の完成されたものに比べると未完成な部分があるため、
そのため試合内容が面白いんじゃあないかと思います。
男子の試合も、トップよりも下の方の試合の方が面白い場合も多々ありますし。

で、準優勝だった高橋さんなんて、一回戦3R、準決勝4R、決勝5Rと計12Rも試合したんですよ、1日で。
ボクシングのタイトルマッチじゃあないんですから(1R2分だけど)、コレは本当に凄い。

いやー、シュートボクシングルールの試合はトーナメント以外も、キッズも含めてどれもアグレッシブで良かったです。
バックキックモロに喰らって立ちあがった超弁慶さんみたいに根性見せた人もいましたし
(あとキッズがひょっとしたら防具なしじゃないかとか危惧したものの、防具ありでよかったなあ、と。)

総合ルールの試合は…HIROKOさんの相手は総合の人じゃなくてキックボクサーだったんでしょうね…。
寝かされてからは何も出来ず、というかせず。誰が悪いわけでもないんでしょうが。

エキシビジョンは、シュートボクシングとプロレスの美味しい所どりをしていて面白かったです。
マススパーみたいな感じで普通にガード上げて打ち合い、風香さんは流れるようにパンチ→蹴りのコンビも出していましたし。で、プロレス技への流れも割と自然でおおー、ってなりましたね。
高橋さんによるボクシンググローブつけてのブレンバスターやナナラッカはいつも以上にインパクト大。


 S-CUPは本当によかった。

 打撃だけでなく、組み膝、投げや極めも総動員で戦ってる人が多くまさに立ち技総合格闘技といった具合。
極まらなかったものの、何度か形になったのがみえたスタンド式肩固めって僕もスパーで狙ったりします。昔、猪木ボンバイエで藤田和之さんが極めた時、こんなの極まるの?って思っていたものの、やってみると極まったりするんですよね…(シュートボクシングでもルイス・アゼレードさんが極めてますね)。
 あと気になったのは身長差。それがモロに見えたのは一回戦のケイト×サーサと準決勝の高橋×V1。サーサさんがいかにバシバシミドル蹴っても、ケイトさんがそれにストレート合わせて、不条理にもそれが届いてしまう。あ、後者は見た目は身長差を感じたものの、試合内容的に前者に比べればそんなに感じなかったかも…(でも組み膝で身長差が左右したか)。
 しかしまぁ、当たり前ながらどの選手も最後まであきらめずに攻めにいったのがよかった。僕も練習でも試合でも、最後まであきらめずにちゃんとやらないとならないなと思う所存ですよ。