吉田秀彦、引退――完全燃焼で涙の別れ | スイミングアイ

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以前はDoblogで書いていましたが、こちらに引っ越ししました。

スポナビより

「吉田秀彦引退興行~ASTRA~」が25日、吉田にとって柔道時代から思い出の地である東京・日本武道館で行われた。

 最後の相手を務めるのは吉田の後を追って総合格闘家へ転身し、苦楽を共にしてきた愛弟子・中村和裕。試合前には歌手のASKAが国家独唱を行い、“美しすぎる市議”藤川優里、ネプチューンの名倉潤が花束を贈呈、リングアナをつんく♂が務めるなど、豪華な顔ぶれが吉田の最終試合を彩った。

 いつも通りハーフパンツの中村に対し、吉田は柔道着に身を包んで試合へ臨む。
 互いの組み技の実力をよく知る両者だけに試合は主に打撃戦で進む。113キロの吉田に対し95.7キロとスピードで勝る中村が、先攻してジャブを突き刺していく。そしてそこから組み合いになる両者だが、1Rは拮抗しお互い展開を作れない。
 2Rもジャブから中村が押し込むほか、お互い「打ってこい」とばかりに自らの頬を叩いて相手を呼び込み、打ち合いを展開。しかしそうした攻防のなか、徐々に吉田の消耗が目立ってくる。2R終盤、バランスを崩し転倒する場面も見せた吉田は、3Rになるといよいよ失速が隠せなくなり、中村が大内刈りでテークダウン。立ち上がっていく吉田だが、その後も中村はテークダウンを重ね、腕十字を狙うなど攻め立てる。
 結局試合はタイムアップとなり、一本こそ奪えなかったが3-0の判定で中村が完勝。最後に勝利という形で自らの成長を見せ、先輩・吉田を送り出した。

 試合後まずマイクを持った中村は、「吉田さんは引退されますが、自分は死ぬまで総合格闘技を引っ張っていきます」と力強く宣言。
 続いてマイクを取った吉田は「これからアストラはカズが続けていってくれればいいかと思います。カズは今日プレッシャーのなか自分の存在を示したので、これからも中村和裕を応援してあげて下さい」と、アストラの継続開催を示唆しつつ中村へのバトンタッチを語った。

 その後、場内は吉田の引退セレモニーへと移るが、まずは「卒業」と書かれた一升瓶を手にした桜庭和志が現れ祝福。
 続けて藤田和之、ミノワマンからメッセージが送られ、最後に両親から花束が贈られると吉田は涙で表情を崩した。
 そして「この8年間、総合格闘技をやってきて悔いはありません。腹いっぱい総合格闘技をやって、いい仲間と出会うことができました」と語り、最後に大会を主催したJ-ROCKの代表であり総合格闘技へ転向してからのパートナーであった國保尊弘氏に感謝を述べリングを後にした。

 吉田の引退に花を添えるべく今大会には吉田道場勢、あるいは吉田ゆかりの選手が多く参戦したが、小見川道大、白井祐矢こそ海外強豪を破るも、長南亮とデビュー以来8連勝の新鋭・長倉立尚が敗れる波乱もあった。なお、6年ぶりの復帰を果たしたエンセン井上は、腕十字で一本勝ちを飾っている。

 また、大会途中には“60億分の1の男”エメリヤーエンコ・ヒョードルが来場して挨拶。吉田の応援に駆けつけたというヒョードルは「日本が大好きなので、今度はぜひ日本へ試合をしに来たいと思います」と語り、ファンの歓声を集めていた。



全試合結果はこちら

 吉田さんお疲れ様でした。

 試合内容については見ていないためコメントはなにもできないですが、一本を奪われまいと最後まで足掻いた記述を見ると、なんか良かったなあ、と思います。

 「吉田さんの試合が好きか?」と問われれば「そうではない」と答えます。

 が、吉田さんなくしてはPRIDEのあの隆盛はまず間違いなくなかったと思います。全盛期のヴァンダレイ・シウバに不恰好ながらも真っ向から殴り合ったあの姿、そして試合後にくやしがる姿はとても印象的でした、本当にお疲れ様でした。


 そして張南さんが敗れたことに驚きました。