スポナビより
2010年のK-1ワールドGPシリーズ開幕戦が3日、神奈川・横浜アリーナで開催された。
今大会はスーパーヘビー級、ヘビー級の2大王座戦が行われたが、それを差し置きメーンを務めたのはバダ・ハリvs.アレクセイ・イグナショフ。新時代を引っ張るゴールデンボーイが、かつてK-1リングで衝撃を残した赤サソリを迎え撃った。
両者は2003年に1度対戦しており、このときはイグナショフが貫禄のKO勝利。あれから7年が経ち、大きく成長した力を誇示したいバダ・ハリは、持ち前のスピード抜群の攻撃で先制すると、2Rにはコーナーに追い詰めての一気のラッシュでダウンを奪取する。挽回したいイグナショフだったが、スピードについてこれないのか、バダの破壊力を警戒しすぎてか、手数が出ないままに試合終了。判定はジャッジ3者とも30-26をつける大差でバダ・ハリがリベンジを果たすとともに、2010年もK-1の主役であることをアピールした。
K-1の2大王座戦は、いずれも王者が防衛。4度目の防衛戦に臨んだスーパーヘビー級王者セーム・シュルトは、得意の前蹴り、左ジャブを淡々と突き刺していく戦法で終始リード。同門のエロール・ジマーマンに何もさせず、まさしく“完封”勝利を収めた。
ヘビー級王座戦では、王者京太郎が“レジェンド”ピーター・アーツから値千金のKO勝利。1Rからカウンター、至近距離からのショートフックをテンポ良くヒットさせてダウンを奪うと、2Rにドンピシャの右カウンターをズバリと炸裂。これでアーツを前のめりにノックアウトした京太郎は、日本人としては武蔵以来2人目のアーツ超え、そして亡き祖母に捧げる涙の王座初防衛となった。
敗れたアーツは、今回97キロに減量しての一戦だったが、やはり減量苦の影響があったか。積極的に手数は出すものの、“暴君”のパワーは鳴りを潜めたままだった。
また、総合格闘技界から今年も襲来してきた“サイクロン”、アリスター・オーフレイムは今大会一番の鮮烈ノックアウト勝利で、またもK-1リングを震撼させた。序盤はK-1初参戦のジャバット・ポトラックに攻め込まれる場面もあったが、これは単なる様子見だったか、すぐさまスイッチを入れて反撃に出ると、フック、ヒザと立て続けにダウンを奪取。特に勝負を決めた顔面へのヒザは強烈そのもので、ポトラックを大の字にのばした。
試合後は「日々成長を感じている」と自信満々。公言する総合とK-1のダブル王者へ、また一歩近づいた勝利だった。
携帯のワンセグでアーツ戦、シュルト戦、ハリ戦は観ました。
しかし、アーツさんのKO負けには驚きました…うーん、3kgアンダーと言い
尋常ではない体調不良的な何かがあったんでしょうかね…?