修斗JCBホール大会をサムライで見ましたよ | スイミングアイ

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全試合結果はスポナビ

プロフェッショナル修斗の20周年記念興行「修斗伝承 ROAD TO 20th ANNIVERSARY FINAL」が10日、超満員の東京・JCBホールで開催された。

 セミファイナルではウェルター級第5代世界王者・五味隆典が03年8月以来となるリターン参戦。現在そのベルトを腰に巻く中蔵隆志(第9代世界王者)と対戦した。
 強いプレッシャーを発し、常に相手を下がらせていく戦い方が持ち味の五味だが、中蔵は右ロー、前蹴りを放ちながらそれを上回るプレッシャーを与え、五味を下がらせていく。中蔵が飛び込んでくるのに合わせ、右フック、左ストレートとカウンターを当てる五味だが、中蔵は「大丈夫だ」と腕を振ってアピールし、後退も動じた様子も見せない。1R終盤には目周辺に右フックをクリーンヒットさせた五味だったが、ここも中蔵のディフェンスに阻まれ追撃を与えられず終わってしまう。

 2Rも前に出てプレッシャーを与えていくのは中蔵。左ジャブを的確に突き、五味からヒットを奪っていく。次第に追い詰められていくように思われた五味だが、ラウンド終盤で大爆発を見せる。連打を当てて中蔵を下がらせると、右ボディフック→左フック→右フックと怒とうの猛攻撃。これで中蔵をダウンさせ、さらに一気呵成(かせい)のパウンドラッシュでTKO勝ちを決めてみせた。

 久々となる“スカ勝ち”に五味はコーナーポストへ上って大喜び。マイクを手に取り「帰ってきたぞー! 修斗にも帰ってこれましたし、これが俺のスタイル。これがラスカルスタイルです。ほんとありがとう、ただいま」と声を弾ませた。

メーンイベントには“ミスター修斗”と言うべきカリスマ・佐藤ルミナが、20周年記念興行のトリとして登場。リオン武の持つライト級世界王座に挑戦した。

 開始からルミナはしゃがみ込むように身を低くして構え、そこから大きく伸び上がってのスイングフック、バックブロー、サイドキックとトリッキーな組み立てでリオンにリズムを取らせない。変幻自在の攻撃でリオンを手玉に取ったルミナは、ラウンド終盤スイングフックを当てリオンをヨロめかせると、持ち味である爆発力を全開にし、一気に打撃ラッシュで攻め立てる。
 首相撲からのヒザ連打でフィニッシュを狙ったルミナだが、リオンは逆に左右のフックを乱れ打ちしてルミナをなぎ倒す。そしてルミナをコーナー際で倒したリオンは、さらにパウンドを追撃して猛ラッシュ。あわやKO負け目前の場面から「フックがすごい効いて、でもルミナさんが焦って来たのが分かったので、冷静にやれました」と立て直す地力の強さを見せ、逆転ノックアウトで大会を締めくくった。

 実力伯仲の8試合が並んだ今大会だが(当初、全9試合が予定されたが、第1試合がソル・ポ・ギョンの計量失格により試合中止)、オープニングバウトとなる第2試合から藤井恵がV1アームロックで秒殺を決め、“戦極vs.DREAM”の図式となった第6試合で廣田瑞人が石田光洋をこれまた93秒で沈めるなど一本・KO決着が多く見られ、観客を沸かせる熱闘の連続でプロ化20周年を祝福した。


 メインが予想外なまでにいい試合だったので驚きました、佐藤ルミナさん、本当にすみませんでした。と謝りたい気分でいっぱいです、いや、何も理由はないですが、それでもなお。真っ向勝負ではなくあくまでトリッキーな動きで正統派のリオンさんを幻惑し、ルミナさんがスイングフックをヒットさせて首相撲にとらえて膝蹴りを連打して、終わったと思ったのに。あんな風に首を完全にクラッチされてるのに相手に聞かせるようなパンチって打てるんですね…うーん……、身体の強さがなせる技なのか、それとも打ち方なのか、単に当たり所が良かったのか…録画して見直したいですね…普通に考えれば、ああやって抵抗しても首相撲からは抜けられないと思いますし…。

 セミは、五味さんが少し上回った結果、その「少し」がああいう結果になったのではないかと思います。そのくらい、差があるようには思えませんでした。全然具体的な感想じゃなくて申し訳ないですが。しかし、五味さんは大人気でしたね。正直、ホームのはずの中蔵さんがかわいそうでしたが、仕方がない…ですね…。

 しかし、一本決着が多くて観ていて素直に面白かったです。再放送を録画してもう一度観てみたいですね。