スポナビより
K-1がキックボクシングイベント「R.I.S.E.(ライズ)」と協力関係を強化し、選手発掘や育成などを活性化していくことを発表した。
ライズでは、好成績を収めた日菜太やTATSUJIらがK-1への出場権を与えられてきたものの、選抜基準が今ひとつ明解でなかったことから、今後はK-1と連携した“K-1出場決定戦”を設けるほか、K-1で成績が振るわず当落選上にあたる選手にライズで上昇中の選手をぶつける“入れ替え戦”の実施も検討しているとのこと。これまで“点”としてそれぞれに機能していたK-1とライズを“線”で結ぶことで、キックボクシング界全体の底上げと活性化を狙う。
29日に都内で行われた会見に出席したK-1の谷川貞治プロデューサー(EP)は「たとえばK-1MAXでは年に4回のイベントを開催しているが、ここに出られる選手はごくわずか。日本人選手が試合をできない間にも欧州の選手などはどんどん試合に出ていて1~2年で大きな差がついてしまう」と選手育成の現状をコメント。「ライズさんのようなイベントで試合数を重ねることができれば」という谷川EPの呼びかけに、ライズを主催するKGSの伊藤隆代表は「ライズはアマチュアイベントからプロイベントまでを行っている。その頂点をK-1としてピラミッドを作り、世界に通用する選手を育てていきたい」と意気込みを返していた。
また、谷川EPはK-1でイベント数が少ないことから、特に外国人選手の複数回試合出場契約が消化しづらいことを挙げ「ライズさんの要望があれば、外国人選手も出場させていきたい」とコメント。MAXの外国人選手がK-1残留を懸け、ライズで生き残り戦を行うプランも示唆した。
ということで、K-1の登龍門的存在になっていた感の強いRISEが立場をより明確にしました。RISEは他のキックボクシング団体と異なり、肘打ちが禁止されていますしルール的にはほぼK-1と同一(首相撲からの膝蹴りに対する取扱いがやや異なりますが)ということもあり、協力体制が強くなるのはいいことではないでしょうか。実際、これまでもHAYATOさんが出場していましたしね。
また、RISEと同じような存在として考えられるのが全日本キックボクシングでしょうか。最近ではK-1ルールを適用したKrush大会を開催していますし、昨年行われた同大会にはTATSUJIさん、尾崎さんも出場しています(そう言えばTATSUJIさんにしても尾崎さんにしてもRISEで活躍してK-1出場の切符をつかみましたね)。
ということで、K-1を頂点にRISEと全日本キック、そしてその下にはKAMINARIMONと新空手が広がるといった形のピラミッドが形成されましたね。今後、2段目以降がどうなるのかということが気になりますね。まっぁ、個人的にはこういった形がはっきりしていれば、K-1を目指す若い人がどういうルートをたどればいいのかが明確になってよろしいんじゃないかと思います。
そして今日は、RISE有明大会がありました。メインで勝利したTURBOさんがK-1ライト級に参戦表明したり、休憩中にリングに上がったTATSUJIさんが5.31のRISEに出場することを宣言したようです。うーん、個人的に客視点としては、その次の試合が決まった状態で試合に出るのって怪我等のアクシデントで出場できなくなってしまうかもしれないのでどうかと思います…(去年のTURBOさんの連戦が思い出されます)。