次は、バタ足。

さっきやった浮身に足をつける。

バタバタバタ・・・。

もっと大きくということと、太ももから動かすことを教えていただいた。

この時も、「顎を引いて」と言ってもらうまで、顎のことは忘れていた。


次は、いよいよ手をつける。

水を手のひらで感じながら後へ動かす。

ただ、手をまわすことをやっているときは、上体はそのままで腕だけがうごいている。

手のひらで水を感じるに意識をもっていくと、水を後へ送ると上体は勝手に前へ行こうとするのがわかった。

けど、足をプールの底につけたまま手だけの練習の時は、それがわかったが、

足を浮かして、それをやってみると、頭がわかっているだけでできない。

手をまわしてしまう。

しかも、水は下にかいてた。

「どっちの方向に進みたいですか?」

「(前方を指さして)あっち」

「では、どの方向に水をやると前に進むと思いますか?」

「うしろです。」

「じゃぁ、手のひらを後に向けましょう。今は、下に向かっていますので。」

おーーー!いちいち納得する。


次は、息継ぎも入れてみましょう。

水面から頭を上げすぎない。

後を向く感じで、最初に練習したブクブクーパッ!と息を吸う。

これがなかなか難しい。

顔を横に向けるだけで精一杯。

最初は、息も吸えなかった。

プールのお水をおなかいっぱい飲んだ。

あー、もうダメ・・・・・・・・・。

最後は、息継ぎを2回入れて10mくらい進んだ。


約1時間半の練習は、そこまで。

MCへの道が遥か遠くに感じられる。

とにかく少しでも水に慣れなくては。

プールに行ける日は、毎日でも行こう!

あ、水着がもう1枚要るなぁ。


帰りのロッカールームでは、おばあちゃん達がいっぱいいて、ドライヤーが使えなかった。

今度行くときは、ドライヤーも持参で行こう!


岸和田市忠岡町のプール。

受付を済ませてロッカールームへ。

初めて着る水着。

え??入る?

とりあえず着る。

コーチは佐藤先生。

「ゴーグルが痛いです。」

「あ、上下逆です。」

「は・・・はい。」

プールの水は思ったより温かかった。

「では、どのくらい泳げるのか見たいので、泳いでみてください。」

それっ!とクロールを・・・。

10mくらいいったところで立つ。

(自分では10mくらいは進んだつもりだった。)

「はい、では浮身からはじめましょう。」

手を前に真直ぐ伸ばして、身体も真直ぐにして・・・。

5mほど進むと沈んでいく。

く、苦しい・・・。

「手に力が入っているので抜いてください。」

ここで一つ目の間違いを発見!

ピン!と力を入れて真直ぐになっていないとアカンと思っていたのです。

もう一つは

「顎を引いて」

顎を引かないと頭が上がって足が沈みます。

おー!なるほど!

きっと小さい頃から水泳をしてきた人達には、当たり前のことすぎて、こんなことでびっくりしている私はおかしいに違いない。

手の力を抜くと、肘が曲がって落ちる。

うーん・・・。

とりあえず、力まなかったら浮く、ということを体験した。


「次は、水中で身体を動かす練習をします。」

お尻からストンと潜って、水面に顔が出てきたときにパッ!と口で息を吸う練習。

それを繰り返す。

これも当たり前なんやけど、鼻から吸うと鼻が痛い。

そう、イタイ・・・。


練習は、どんどん進んでいきます。


つづく・・・

今日から水泳を始めた。

プールに入ったのは、まだ子供が小さかったときなので、10年ぶりくらい。

泳げないのです。

どっちかというと、水は苦手。

小学生の頃は、どうやってプールの時間を休もうか、とそればかり考えていた。

おなかが痛くなって、保健室に行く。

頭が痛くなって、早退する。

本気で嫌だった。

幼稚園の頃は、プールに入った記憶さえない。


そんな私が、なんで46歳になった今、水泳を始めたか、というと・・・。

2004年、今から4年前「SWIM-TV」というサイトがOPENした。

http://www.swim-tv.jp/

そこに集まっているのは、私とはまるで正反対の水泳大好きSWIMMERばかり。

水泳用語が飛び交う中、サイトのお手伝いに、わたしはポツポツとキーボードを打っていたのです。

よく毎日毎日水泳ネタで話すことがあるもんだ、と思うくらいスイマー達の熱いトークは尽きない。

どうかすると、朝まで面白水泳ネタで話が弾む。

水泳に全く縁のなかった私だけど、そんな熱いトークを毎日聞いているだけで

だんだんと水泳界の話がわかるようになってくる。

泳げないのに、気分はすっかりスイマーだ。

そうこうする間に、SWIM-TV主催のマスターズチャンピオンシップ水泳大会が開催された。

開会式では、全員でラジオ体操。

今ではすっかり恒例になっているが、第1回の時のその光景には、感動した。

チャンピオンシップなので、決勝がある。

優勝者は、トロフィーや賞状、景品がもらえる。

その盛り上がりようといったら、今思い出しただけでもわくわくする。

精一杯でがんばった人たちの笑顔は、最高だ。


昨年は、その大会も第5回となった。

本当に楽しそうで、気持ち良さそうで、私も泳いでみたい、とただそう思った。

一大決心をして、水着を購入。

もちろんWATERMANで。http://waterman.co.jp/

とりあえず、格好から入っていこう。

SPEEDOの最新水着。

とても泳げない人間とは、誰も思わないだろう。


そこで、本日より水泳を始めました。

目指すはスピードマスターズ水泳大会マスターズチャンピオンシップ水泳大会

25mフリーに出場すること。


つづきは、また明日。