私の転落人生~始まりはDV~ -21ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…

次の日、会社では私と石川さんの話題でもちきりだった。



昨日、貧血で倒れた私を石川さんは医務室まで運び、その後、眠ってしまった私を抱きかかえタクシーに乗り込んだらしい。。。



女子社員と顔を合わせるたびに

「石川さんと付き合ってるの?」

と聞かれた。


その度に

『付き合っていません。』

と答えた。






もしかして、、、

石川さんも聞かれている?


私のせいで、、、

石川さんが嫌な思いをするのは申し訳ない。



後で、きちんと謝って、再度御礼を言わなくちゃ。











「で、石川さんと付き合ってるの?」


社食にてミドリさんが、今日で何度目かの質問をしてきた。



私は

『付き合ってない。』

と答えた。




「そうなの?でも・・・じゃあ、どんな関係なの!?」



『うーーーん。お兄ちゃん?みたいな感じ?』



「はー?お兄ちゃん!?何それ(笑)」



『私の兄に雰囲気が似てるんだよね。』



「ふーーーーん?」


あれ?何か納得してない感じ??





「・・・石川さんの、、、あんな表情初めて見たよ、私。」



『あんな表情って?』



「すごく優しい顔でアンタを抱きかかえてた。」



だって。。

石川さんは優しい。

すごく優しく微笑む。





「愛おしむ、って感じ。すごく大事そうに抱えてた。」



・・・石川さんに言われた事を思い出す。


=カオルコちゃんが大好き=



思い上がりかもしれない。


石川さんは、私を大切に想ってくれる。







不意に胸が高鳴る。




優しく微笑む石川さんを思う。


暖かくて穏やかで・・・


彼と居ると落ち着く。





そう、だって兄みたいだから。



すごく懐かしい匂いがする。







そんなことを考えながらも、

何故か・・・


腑に落ちない。。



何がかは分からないけど。。。


少し、心がモヤモヤする。







なんだろう?








この時は少しだけそんな事を思った。
















仕事が終わり、私は石川さんに電話をした。



石川さんは電話に出なかった。








メールで謝罪と御礼の文章を送った。