って、訳なんだ。
「・・・。」
タカコは無言で煙草をふかす。
き、聞いてた??
「・・・・。」
顔をしかめてコーヒーを啜った。
・・・だよね。
私の未練がましい気持ちが招いたこと。。。
きちんとケジメをつけなければならない。
「あのさ・・・。」
!!
ようやくタカコが口を開いた。
「あんた・・・バカ?」
・・・アスカ?(笑)
「あ?何言ってんの?つか、バカなくせに・・・羨ましすぎ!!」
へ?
「だって、、、潤さんも、暁さんも、、、優しすぎだよ。あんたは、大馬鹿!!」
その通りだ。
バカ女・・・
バカは死んでも治らない・・・に違いない・・・。
「・・・で、あんたはどうしたいの?」
私は・・・
過去じゃなくて、今・これからを進んで行きたい。
・・・もう、、いいかげん、、遥介の事は想い出にしなくちゃね。。
「本当にそれでいいの?会おうと思えば会えるじゃん。」
タカコの言葉に心が揺れた。
・・・でも、やっぱり、、過去は過去で・・・
今の彼の人生の中に立ち入る勇気はない、、、
私の中に彼が居ても、彼の中に私が居るとは限らない。
会って、否定されたり、昔以上に嫌われたり、何より私を見る彼の怪訝そうな表情が想像できてしまうのが怖い。
会って、何になる?
もう昔の事。
やり直せるわけない。
一緒に居られるわけない。
そんなの辛い。
それなら会わずに、想い出に変えた方がいい。
『・・・私は、今を生きたい。』
そうタカコに言った。
「うん。そう思うならそうしな。で、どっちの彼と??」
と、ニンマリ笑った。
・・・暁と居ると遥介を想いだす。
遥介と重ねてしまう。。
でも、潤さんの事をこれ以上傷つけるのも嫌だ。
「はあ?それでも良いって潤さんは言ってるんでしょ?」
うん。。
もうすでに、2人とも傷つけてしまった。
これから、なるべく傷付けず、笑顔で居てもらいたい。
「そうだよ。これからが大切だよ。」
いつもタカコは話を聞いてくれ、道を示してくれる。
本当に、有難い存在。
私は、潤さんと生きる道を選んだ。
