私の転落人生~始まりはDV~ -20ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…


「カオルコ、太宰治好きなのか?」


潤さんが私の部屋の本棚を見て言った。


私は太宰が大好き。


本棚には太宰の小説や、太宰関連の文芸雑誌がひしめいている。






『うん!大好き!もしかして潤さんも好きなの??』


少しでも共通の趣味や嗜好があると嬉しい。





「うーーーん。俺、小説は読まない。読んでると眠くなる(笑)」


潤さんらしい回答だ。




「漫画は好きだ(笑)」


私も漫画は好き。






なんだか可愛くて笑えてくる。






「少しでもカオルコの事を知りたい。好きな物、嫌いな物。何に興味あるのか、、とか。」




そんな風に思っていてくれたんだ。


素直に嬉しい。



私も、あなたの事をもっと知りたい。


もっと近付きたい。











「あのさ、来週末って暇?」


『うん、空いてるよ。』


「俺、フットサルしてるんだけど、見に来ないか?」


『え!!』


「嫌か?」


『そんなわけないじゃん!!・・・私が行って大丈夫なの??』


「あ?当たり前だろう?みんなに紹介してーし。」

と、少し照れながら言った。



『あ・・・ありがとう!!』




「おう。こっちこそサンキューな。」

ニコッと微笑む。






潤さんの友達に紹介してもらえるなんて・・・

幸せ。

















彼はとてもアクティブな人。


休日は身体を動かし、時間があるときは外出する。


時々、家でマッタリすることもあるけど。


基本的に社交的で行動力がある。






それに比べて私は・・・


休日は家でゴロゴロ(笑)


もしくはカフェや喫茶店にいき、1人で読書。音楽鑑賞。


基本、出不精。


友達と呼べる人も少なく。。。


消極的でインドア。


全く正反対。




今更ながら不安になる。




ここまで真逆な私達。




上手くやっていけるのかな。。。




てか、こんな私を彼は好きでいてくれるんだろうか・・・












ふと、あの写真に写っていた可愛らしい女性の事を思いだした。



あの人は、、、


どんな人だったんだろう。


あんな可愛くて優しそうな人だから、友達も沢山いたのかな?


潤さんと2人で並んでいる姿・・・とても絵になる。




それに比べて・・・私は・・・


中身も外見もダメダメだ・・・











・・・とても卑屈になっていく。






そんな自分が嫌で嫌でたまらないくせに、あの可愛い女性と自分を比較し、惨めになる。。。














・・・潤さんの友達に会うんだ。


私を見たら・・・


潤さんのレベルを疑われやしないか。。。


楽しみにしていたはずなのに、約束の日が近付くにつれ、胃が痛んだ。