潤さんがフットサルをしてる。
目で潤さんを追ってはいるけど・・・
正直、見ているわけではなかった。
見てはいるけど・・・
心、此処にあらず・・・
ボーっとしていた。
プレイ中、時々、彼がコッチを見て笑顔を浮かべる。
私も笑顔を返す。
でも、、
やっぱり作り笑顔。。。
「んで、カオルコ、俺の彼女!!」
いつの間にか、フットサルは終了しており、居酒屋で潤さんと潤さんの仲間に囲まれていた。
潤さんの仲間に紹介される。
それぞれが名前を名乗ってくれた。
3人が医師で、1人は有名な商社で働いているそう。
皆、高校時代の同級生だそうだ。。
私は遥介と光を思った。。
同級生の絆って・・・
いいなー。
大人になっても、色んなことを共有できる。
そんな存在が羨ましい。
商社で働いている香取さんが潤さんにボソっと言った。
「カオルコちゃんは、リカちゃんとは違うタイプだね。」
全く悪意を感じない言葉。
潤さんは・・・苦笑しているように見えた。
、、、私は過剰に反応した。
リカちゃん?
あの可愛い人?
2人とも、まさか私に聞こえてるとは思っていないよう。
だって香取さんは、とても小さな声で呟いたんだから。
私は、終始、笑顔を浮かべた。
皆が話している内容は、、、頭に入ってこない。。
でも、ニコニコと笑っていた。
リカという人と比較された。。
惨めになった自分の気持ちを見られたくなかった。
だから精一杯強がって、笑顔を浮かべた。