「今日はありがとな。」
潤さんが優しく微笑んだ。
その笑顔を見たら、罪悪感でいっぱいになった。
フットサルは上の空・・・
潤さんの仲間と食事をしても、ただただ作り笑顔を浮かべるだけ。
最低だ。
「今日は疲れたか?知らないやつばっかだから、気疲れしたんじゃねー?」
最低な私には優しすぎる言葉。
『そんなことない!潤さんの友達と会えて嬉しかった!ありがとう!!』
嘘をつき、笑った。
正直疲れた。
聞きたくない事も聞いてしまった。
胃が痛くて仕方ない。。。
本当に私、、、最低だ。
「今日は俺の部屋に来るか?」
折角の誘いなのに、1人で過ごしたいと思った。
香取さんの言った言葉・・・
行き場のない気持ちが渦巻く。
このまま潤さんと一緒に居たら・・・何か酷い言葉を吐いてしまいそうで怖い。
どう応えようか考えていると・・・
潤さんの携帯が鳴った。
「ごめん。今から病院に行ってくる。また連絡するな。」
ホッとした・・・
潤さんは、そんな私を抱きしめキスをした。
私は笑顔で彼を送り出した。
そして、彼は急に呼び出されたことに対し不満をボヤキながら仕事へと向かって行った。
携帯を見る。
石川さんから着信があった。
そしてメールも届いていた。
=さっき、帰国したよ。体調は大丈夫?=
メールを読んだ私。。
顔が綻ぶ。
不意に石川さんの声が聴きたくなった。
気付くと、石川さんに電話を掛けていた。