激しく、、かつ優しく暁に抱かれた。
行為が終わった後も、彼は暖かく優しい身体で私を抱きしめてくれる。
その温もりに、初めて罪悪感が産まれた。
暁に対して、、、
潤さんに対して、、、
そして遥介に対しても。
暁の腕から身体を離し暁のYシャツを羽織った。
そして、ベランダへ向かい、煙草をふかした。
すぐに暁は私を追ってきて、後ろから抱きしめた。
「・・・ごめん。」
と耳元で悲しげな声を出した。
謝るのは私の方なのに・・・
「・・・でも、後悔はしてない。」
・・・私は後悔している。
暁も、潤さんも振り回しているから。
そして、遥介・・・
彼のせいにして、過ちを犯した事・・・
・・・何を言ったらいいか分からない私を、暁は抱きしめ続ける。
彼こそ・・・
どうしたらよいか分からない筈。
好意を寄せている相手、恋人が居る相手を抱いてしまった。
しかも、その相手は、自分を見ているわけではない。
全て分かっている上で抱いたとは言え・・・
困惑しているに違いないのに。
それなのに・・・
彼は文句も言わず、、、
私を優しく包み込む。
・・・優しさが胸に沁みて、涙が出た。
その間も、ずっと抱きしめていてくれた。
ベッドに戻り、再び抱きしめられた。
しばらくすると彼は眠りに落ちた。。。
疲れているのに・・・申し訳ないと思った。
・・・私は彼の寝顔を見ていた。
・・・今更ながら、端正な顔立ち。
会社の女性陣が騒ぐ気持ちが分かった。
よくよく見て、よくよく思い返すと・・・
暁は遥介に似ていると思った。
背格好も顔立ちも・・・
そして、優しく暖かいところも。
人前では、チャラチャラしているのに、本当は真面目なところも・・・
いつも、私の事を大切に想っていてくれるところも・・・
暁と遥介が重なった。
・・・そんな事に気付くと、、、
余計に罪悪感が増した。
そして・・・
暁を・・・
愛しく感じた。。。