私の転落人生~始まりはDV~ -10ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…


私は眠れずに朝を迎えた。




暁は、深く眠りこんでいた。



無理もない・・・


海外出張で疲労も溜まっているだろう。

時差もあるだろうし。。。










私は彼を起こさないよう注意し、軽く身支度を整え、自宅に帰った。

















熱いシャワーを浴び、ベッドに寝転ぶ・・・










目を閉じると、暁の優しい笑顔が浮かんだ。















♪♪♪



携帯が鳴った。







・・・潤さんからだった。



暁に抱かれたことを思い返す。




自然と、潤さんからの電話は無視した。









しかし、彼はメゲズに何度も電話を鳴らす。




さすがに・・・無視をし通すことが心苦しくなって、電話に出た。







「おはよ!」


・・・仕事で疲れているはずなのに、元気な声が聞こえる。




「今から帰るな!カオルコの部屋、行ってもいいか?」


と嬉しそうに言う。





・・・本当は、、、潤さんには会いたくない。



というか合わす顔が無い・・・





つい無言になってしまった。







すると、電話越しに無邪気な声で、


「んだよ。寝起きわりーな(笑)会いたいから行く!!」


と・・・







そんな彼に抗うことなんて・・・出来なかった。













30分ほどで、潤さんはやって来た。




玄関に出迎えた私を、力強く抱きしめ、



「ただいま!」


と嬉しそうに微笑んだ。











彼の優しい声と笑顔が苦しくて、泣きそうだった。














「・・・カオルコに会いたくて、急いで帰ってきた!」



屈託なく笑った。









裏切り者の私に「ただいま」と言ってくれて・・・


優しい笑顔で微笑んでくれる・・・


そして「会いたかった」とまで言ってくれた彼・・・










それなのに・・・




私は・・・

















・・・・以前なら、彼の笑顔を見ただけで、ドキドキしていた。




そして、彼に触れられると、嬉しくて恥ずかしくて、胸がドキドキどころの騒ぎじゃなくなり、はち切れて死にそうになっていた。




・・・でも、今は・・・





暁に抱かれたという罪悪感、、、


暁を愛しいと思った裏切り、、、


まだ遥介を想う気持ちに気付いたため、胸が締め付けられて苦しい。










以前とは違い、目の前の潤さんに対する恋心が消えかけている。










・・・だから、潤さんの顔を見る事ができない。








そんな私に彼は・・・



「・・・具合悪い?大丈夫か?」


心配そうな表情を浮かべてくれた。


余計に、心苦しくなる。。









『・・・ううん!大丈夫だよ・・・』


そう答えるのが精一杯だった。







「・・・ごめんな。押しかけちまって。。。」


と、悪いのは私なのに、、、どこまでも優しい。






「今日は、ゆっくり休めよ?何か欲しいモノがあったら電話してな?・・・それと俺に会いたくなったら、すぐ呼べよ!!またな!」


と優しく微笑み、キスをした。