バイオリンのレッスンを受けてるんだけど・・・ | まずは自分を好きになる!世界一ハッピーなママになる方法

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こんにちは。最初の1歩専門コーチの原野未知です。

娘がバイオリンの教室に通うようになって、もう5年になります。
先生の意向で、レッスンには毎回私もついていきます。
小さい頃は、まだ先生の言うことがちゃんと理解できなかったり、覚えておくのが難しいから、という理由でした。
もう小学5年生になって、ひとりでも大丈夫だとは思うのですが、「できればお母さん、一緒にレッスンを受けてください」と先生がおっしゃるので、毎回楽しくついていっています。

実はひそかに期待していたことがありました。
それは、私もバイオリンが弾けるようになるのでは?ということ。

だって、毎週30分、先生からきっちりと教わるんですよ。
小さい子でもわかるように、ていねいに、根気強く教えてくださる先生のお話を聞きながら、私もバイオリンに関していろんなことを学びました。

バイオリンの持ち方に弓の持ち方。
弦にそれぞれ名前があって、出せる音が違うこと。
弦の押さえ方に弓の角度などなど、バイオリンの弾き方。
弦の張り方なんかも教えていただきました。

さて、5年通って、私はバイオリンが弾けるようになったでしょうか?

お分かりですよね。
答えは「No!」です。

頭の中にはバイオリンの知識もスキルもたくさん入っています。
でも、実際に弾いたことがないのでは、どんな知識もスキルも役に立ちません。
まったく、本当にまったくバイオリンを弾くことはできないままなのです。

これ、バイオリンだったら、「当たり前やん~!」って思いませんか?
でも、私たち大人は、よくこんなことを普通にやってしまっています。

例えば、セミナーを受講する。本を読む。ネットで知識を仕入れる。
「なるほど~、わかった!」
そう思うことがたくさんありますよね。

でも、学んだだけでは、何の役にも立たないのです。
私が、バイオリンについて詳しくても、まったくバイオリンが弾けないのと同じように。

学んだことは、実際にやってみなければ、身につくこともなければ、役に立つこともありません。
まして、人生を変えることなんて絶対に起こらないのです。

毎週30分、先生に文字通り、手取り足取り教わりながら、バイオリンを手にもち、実際に弾いてみる。
そして、次のレッスンまでの1週間、毎日家でバイオリンを弾いて、一生懸命練習する。
その積み重ねで、娘は見事な演奏ができるようになっていっているのです。
私のように、ただ30分、先生の話を聞くだけでは、一生かかっても弾けるようにはならないですよね。

すごいセミナーを受講すれば、一生懸命本を読めば、人生が変わるかも、という期待を持って私たちはワクワクします。
でも、それだけではダメ、ということ。
何にも変わらないのです。実際の行動に移していかなければ。

当たり前のことなんだけど、案外見落としがちなことかな、と思います。
学ぶことが好きな人ほど、おちいりやすいわなかもしれません。
学びはぜひ、行動とセットで。
意識してみてくださいね~♪