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ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ボクシングだけでなく格闘技ではこういうことは普通に起こる。なのに下品な煽り合いをやってしまっている。一個一個、格闘技を見つめ直す必要がある。JBCとか運営側だけで(再発防止策などを)話すんじゃなく、1回、ボクシングのことを考えている選手を集めて話した方がいい。結論が出るわけじゃないと思うが、それをやることで、ファンも見ている人を納得させる説得力という意味で大事。ボクシング界だけじゃなく格闘技界の大会議。スター選手とかをみんな集めてね。仲良くなるんじゃなく、熱をしっかりと作ることをやった方がいい」




確かにそうかもしれない。

僕らのような情報弱者にとって懸命な事は分断する事よりも情報を持ち寄り合う事で、僕のような人間はJBCが水抜き批判とMRI導入に論点を絞っている?ように思えたので日本に於ける量子コンピュータの使い道とその世界的な役割や、データ管理社会、死後の魂の行方などという果てしのないところまで彷徨ってしまっていたが、おかげで目が覚めた。

なので
一ボクサー(免停中)の意見をここに述べておくので是非お集まりになる皆さんに一度議題にあげていただきたいのは、場所の問題である。

那須川天心の言う通り、こういうこと、つまり打撃による脳損傷はボクシングや格闘技においていつ起こっても不思議ではなく、その損傷の兆候が見えてから命を落としてしまうまでの間の処置とその迅速さというのが最も重要で現実的、建設的なテーマではないか。色々と余計な記事が書れたせいで今回のリング禍最大の焦点神足さんが控室から救急搬送されるまでに実に四十分以上かかってしまったところである事が蔑ろにされてしまいそうなので是非ボクサー共に格闘家諸氏には一番に留意しておいていただきたい。

事故が同じ興行で二度起きたり、人手不足や建物の構造や救急車の手続きに時間を取られたという弁明がされていて、以後これらの問題を解決する為に考えた時、果たして後楽園ホールは適当な場所なのだろうか?(過去起きたリング禍とその場所をまとめた様なデータはないのだろうか?)


勿論ボクシングでは聖地と称され、キックやプロレスなどの格闘技も行われるサブカルチャーの発信地である。しかし、そこにボクシングや格闘技の興業を成立させる為のプロトコル上での欠陥は存在しないのか?何度も検討されるべき点ではないか?

水抜きという広まってもう二十年以上は経つであろう問題のみならず(そもそも階級制の筈が当日体重がバラバラな時点でおかしい)リングを設置する場所という問題こそ今回起こってしまったリング禍の過程にあった大きな問題点であるはずなのである。



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