フリンチ | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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ボクシングに興味を持った
サウジアラビアと英国間で揺れていた模様の
ヘビー級は当然のようにより巨額のオファーのサウジとそれでは時間がかかり過ぎるという事で有利だったらしい英国との間でそれはそれはもう揺れに揺れたという噂であるが結局12月にサウジアラビアでっちゅう話みたいや

そして!
そこに現れたのが中国のビッグバン張。

英国で英国のジャガーノート、ジョイスをジャッジ不要のTKOで下し一番目の東洋人として暫定アルファベットタイトルを戴冠し試合後にはジョイスに対する尊敬と再戦に前向きな発言とともに自国でのフューリー戦を望んだ。

現在サウジ、英国、中国のビッグパワーに分割されている緊迫のヘビー級だがワイルダーの復活如何では何時介入するかわからないという米国はネバダ州ラスベガスで激突する

ジャボンタ デイビス
ライアン ガルシア

良い意味で非常に実験的と言えるかもしれない、ちゅうんは、ビッグマッチだが両者のスターパワーとスタイルマッチアップによるノンタイトルのキャッチウェイトであり、体躯で勝るガルシアには当日増量制限が設けられている。ノンタイトル戦なのでキャッチウェイトの問題性は無く、当日増量制限もある種昔日のボクシングの本質的なエッセンスでありチャベス的な記録や現在の軽量級の条件には合致しない純然なボクシング空間を整えているのである。


テオフィモ ロペスはガルシアに倒しにいかないでずっとカウンターすれば勝てると、デイビスのサイズと自分達の世代のボクシングの優位性に疑いがないようだが、さて。

お互いパンチ力、スピード、テクニックを兼ね備えているが、当然サイズは、おそらくリーチもガルシアが大きく上回る。スピードに関してもガルシアが有利と思え、ガルシアからすれば如何にぶれずにミッションを遂行するか、デイビスからすれば如何に自分から攻め込むか。

動く足やディフェンス、相手を翻弄する戦法、兵法的には相手に虚を突かせる欺法に長けているのはデイビスで、ガルシアはシンプルに相手を斬り伏せるタイプである。ところがデイビスも本質的には相手をシンプルに打ち倒すタイプが断捨離をしないで他法を増長させた感じなのでそれが結実してレベルとなっているのならば増量制限も相まってデイビス有利と思えるのはガルシアがデイビスがちょっとミスったら終わらせれるというような感じに見えるのでデイビスには後半まで持っていけば深海効果も付加される為である。


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