手形 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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中谷vs吉野

吉野が良い選手であるのは間違いないが、
歴戦のダメージからか中谷はペースを掴めず
終始吉野の距離で試合が進行してしまった。
タフな中谷の崩れ落ちる場面が繰り返されたのは
哀愁漂う感じであった。

吉野はこれで
世界への通行手形を手に入れたか?



中谷vsロドリゲス

何故レフリーは減点しなかったのか?
ロドリゲスの頭から突っ込んでからのローブロー連打はかなり際どかった、というか試合通して一貫していた。

1ラウンド目はロドリゲスかなという回だったが、
残りは中谷。個人的には面白い試合になるとは予想していたがもっと中谷にとって楽な試合になるとも思っていた。

ロマチェンコの直近オルティス戦と同じで、
苦戦だとかいう意見も出てくるが、オルティスは大柄でロドリゲスは小柄であるが、フィジカルと併用して頭とローブローを使い分けるようなスタイル、それをレフリーが注意しなかったりそれが当然というような雰囲気の空間では、いくらボクサビリティに優れた選手であってもまともな試合をつくるのは困難である。

まあしかし、そういう現実をしっかりと乗り越えるあたり素晴らしいボクサーであり、これが栄光への通行手形となるか?




寺地vs京口

開始から終わりまで寺地の型にはまってしまい
実際的には踏み込めなかった京口。寺地はもうこの階級でやり残したことは無いので上がるべきだろう。京口は進退を明言しなかったようである。





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