生命は機械か?
人間は解剖学から医療を発展させたり
クローン技術で培養や再生を促せても
命が命を生み出す事を繋ぐのみ、
命を創り出す事はできない。
分解、解剖、オーバーホール、
それらは未だ「技術」ではない。
語るという事もそれに似ていて、
解け得ない謎を解こうと徒に減らすトーチのようである。
古来男という生き物は、手前の事もわからない、自分の住所もよくしらない、電話番号うろ覚え、郵便番号すっぽ抜け、女の気持ちはわからない、手持ちの金は数えないというような始末に悪いもので、世の中の大体のことは拍子とリズムで切り抜けるものだと決めてかかっているそれはもう度し難い犬猫猿に並ぶ低脳で実際横に並んでもさして可愛くもないという生き物である。
最近目にした言葉で不思議だったものが
「俺は誰だ?」であり、これを
「俺は誰だ!」にすると
雰囲気は変わるが答えも変わるのか。
勿論おそらく記憶喪失的な話ではなく哲学的な認知の話であろう。
一時子供がなんでなんでと聞きまくるトレンドが一世を風靡したが、大人が答えて子供が質問するという役割分担の習慣よりもそれがどんな質問するかでその人間が判るという社会の常識的哲学に立ち返るキッカケとなったのか。
兎に角「俺は誰だ」は面白い言葉であり、俺を俯瞰する俺を導入しながら手元にある何かと世間にあった話を併せて言葉遊びをしてみれば、「俺は誰だ」から「俺はダイナー」から「俺のダイナー」、つまり「自警者のダイナー」となる。
考えてみれば本来我々個々は其々が自警者であり、常日頃警戒し合い盗み合い、与え合いもする間柄であるはずである。結局生きていく為と究極自分自身を盗まれないようにする為にである。
そうなってくると自警者は必ずこう言う事になる。
「お前(俺)は法律を語り(騙り)、俺(お前)は正義を語る(騙る)」と。
俺お前、正義法律、語り騙りき。
競争の社会ではあだ名こそその人そのもののようでもあり、どんな名もその人自身とはやはり違う気もする。
ボクシングの
ベナビデスとレミューも
レベルとしてはミスマッチな気はしないが
状態としてはミスマッチな気がしまくる。
危険な気がするが、勿論のベナビデス有利予想。
来週にはデイビス対ロメロというこれまた一見ミスマッチが来るが、どうだろうか。
スーパーライト級の四団体統一王者だったテイラーが現在三団体のみ保持する事となったが、来来週の母国オーストラリアでヘイニーを相手に防衛をするカンボソスも大体の認識では不完全統一王者、つまりおそらく公的には三団体統一と認識されているように思われる。
来来来週の井上vsドネアIIも三団体統一戦で、来来来来来週のウシク対ジョシュアIIも三団体統一戦である。
三連続三団体統一、防衛戦が続くので楽しみである。
ライト、バンタム、ヘビー級とあるが、
階級間の体重差は軽量級程狭くて重くなる程に拡がる。ヘビー級に至ってはもはや以下ではなく以上というリミット解除の階級である。
引用になるがボクシング階級別リミット表記である
https://kotobank.jp/word/プロボクシングの階級-188660
ミニマム級 / 105ポンド(47.61キログラム)以下
ライト・フライ級 / 108ポンド(48.97キログラム)以下
フライ級 / 112ポンド(50.80キログラム)以下
スーパー・フライ級 / 115 ポンド(52.16キログラム)以下
バンタム級 / 118ポンド(53.52キログラム)以下
スーパー・バンタム級 / 122ポンド(55.34キログラム)以下
フェザー級 / 126ポンド(57.15キログラム)以下
スーパー・フェザー級 / 130ポンド(58.97キログラム)以下
ライト級 / 135ポンド(61.23キログラム)以下
スーパー・ライト級 / 140ポンド(63.50 キログラム)以下
ウェルター級 / 147ポンド(66.68キログラム)以下
スーパー・ウェルター級 / 154ポンド(69.85キログラム)以下
ミドル級 / 160ポンド(72.57キログラム)以下
スーパー・ミドル級 / 168 ポンド(76.20キログラム)以下
ライト・ヘビー級 / 175ポンド(79.38キログラム)以下
クルーザー級 / 190ポンド(86.18キログラム)以下
ヘビー級 / 190ポンド(86.18キログラム)超
ライト・フライ級 / 108ポンド(48.97キログラム)以下
フライ級 / 112ポンド(50.80キログラム)以下
スーパー・フライ級 / 115 ポンド(52.16キログラム)以下
バンタム級 / 118ポンド(53.52キログラム)以下
スーパー・バンタム級 / 122ポンド(55.34キログラム)以下
フェザー級 / 126ポンド(57.15キログラム)以下
スーパー・フェザー級 / 130ポンド(58.97キログラム)以下
ライト級 / 135ポンド(61.23キログラム)以下
スーパー・ライト級 / 140ポンド(63.50 キログラム)以下
ウェルター級 / 147ポンド(66.68キログラム)以下
スーパー・ウェルター級 / 154ポンド(69.85キログラム)以下
ミドル級 / 160ポンド(72.57キログラム)以下
スーパー・ミドル級 / 168 ポンド(76.20キログラム)以下
ライト・ヘビー級 / 175ポンド(79.38キログラム)以下
クルーザー級 / 190ポンド(86.18キログラム)以下
ヘビー級 / 190ポンド(86.18キログラム)超
ここでは「俺は誰だ?」ではなく
「俺は何処だ?」となる。
では何故「最強を目指すはず」の我々プロのボクサーや或いは格闘家がヘビー級を目指さないのか?
敢えて英語で答えれば
「Why? Because you die!」
と韻を踏む程ロッケンローなSaySayがあるが
では何故ウェルター級を始め中量級が中枢階級であり
Pound for pound などが存在するのか?
それはボクシングがスポーツ以上の「技術」であるからに他ならない。
おまけ